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副審判定PKでG大阪逆転もパト&丹羽先発の広島とドロー…長谷川監督「もったいない」

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G大阪対広島は2-2のドローに終わった

[8.9 J1第21節 広島2-2G大阪 Eスタ]

 サンフレッチェ広島ガンバ大阪は2-2の引き分けに終わった。広島はまたも今季初のリーグ戦連勝はならず。G大阪は2戦勝ちなしとなった。広島は勝ち点15で17位、G大阪は同36で6位と順位も変わらなかった。

 広島は今夏の移籍で獲得したFWパトリックとDF丹羽大輝が先発。G大阪との古巣戦に臨んだ。

 先制は広島。前半15分、左サイドからDF高橋壮也が上げたクロスをMFアンデルソン・ロペスがコントロール。ワンタッチで前を向くと、エリア手前から左足を一閃。右ポストをかすめたボールがゴールネットに吸い込まれていった。

 だが後半に入るとG大阪も反撃。後半2分にDF藤春廣輝が入れたグラウンダーのクロスにファーサイドから滑り込んだMF遠藤保仁が懸命に足を伸ばして流し込む。遠藤は今季初ゴールになった。さらに同15分にはエリア内に入ったFWアデミウソンがDF水本裕貴に倒されてPKを獲得。三上正一郎主審は副審のジェスチャーを確認してPKを宣告した。これをアデミウソンがGK中林洋次にコースを読まれながらも気持ちで押し込み、逆転に成功した。

 しかし広島も終了間際の42分、MF柴崎晃誠からパスを受けたロペスが、DFをかわして左足弾。粘る広島が土壇場で試合を振り出しに戻し、ドローに持ち込んだ。

 長谷川健太監督は「勝ち切れないのはもったいなかった。(ボールの)とられ方が悪かった。リードしているチームがやってはいけない失点だった」と渋い表情。一方のヤン・ヨンソン監督は「強い気持ちを見せて戦ってくれた。ボールをうまくキープすることは出来なかったが、全体を通して強い気持ちを見せてくれた」と話していた。


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