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矢口真里ら応援の山形、瀬沼17秒弾&佐藤復帰ゴールで「山の日」飾る! 金沢は垣田J初弾も5戦勝ちなし

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山形が県民応援デーを白星で飾った

[8.11 J2第27節 山形2-1金沢 NDスタ]

 12位モンテディオ山形がホームで18位ツエーゲン金沢を2-1で下した。前後半にMF瀬沼優司とMF佐藤優平がそれぞれゴール。途中出場の金沢FW垣田裕暉に1点を返されたが、リードを維持して2連勝を飾った。

 山形は前節・群馬戦(1-0)から先発4人を変更。DF菅沼駿哉、佐藤、MF汰木康也、MF安西海斗がいずれも2試合ぶりにスタメン起用された。一方、金沢は前節・東京V戦(0-0)からの入れ替えは1人。MF小柳達司に代わり、出場停止明けのMF太田康介が2試合ぶりに先発復帰した。

 ホームの山形は当日の『山の日』に合わせ、『山形県民応援デー』としてさまざまなイベントを開催。元モーニング娘。の保田圭と矢口真里、ボクシングWBAスーパーフェザー級チャンピオンの内山高志らが来場し、スタンドを埋めた県民とともにチームを後押しした。

 その期待に応えるように、山形はキックオフ直後にスコアを動かす。金沢DF野田紘史がキックミスしたボールをFW阪野豊史が拾うと、右サイドを駆け上がって受けたDF山田拓巳が深い位置から右足でクロス。ニアの瀬沼がバックヘッド気味に合わせたボールが山なりでゴール左へと吸い込まれた。決まった瞬間に時計が表示していた時間は17秒。チームの今季最速ゴールで先制に成功した。

 瀬沼は前節の決勝ゴールに続く2試合連続弾で今季8得点目。勢いづいた山形は先制後もトップ下の佐藤を中心にボールをテンポよく動かし、金沢を押し込み続ける。守備では長身FW佐藤洸一を厳しくマークし、相手に攻撃の起点を作らせず。優勢を維持したまま1点リードで前半を折り返した。

 後半も開始から主導権を握る山形。後半8分、PA左脇の佐藤がPA内中央の阪野にボールを入れ、足を止めずに走り込む。阪野が相手DFを背負いながら送ったヒールパスをフリーの佐藤が受けると、GK白井裕人との1対1から右足で冷静にゴール左へ流し込んだ。大怪我を乗り越えて第22節・山口戦(0-2)で戦列復帰していた佐藤にとっては、これが今季の公式戦初得点。リーグ戦では昨年11月3日の第39節・横浜FC戦(1-2)以来、281日ぶりとなった。

 2点のビハインドを負った金沢は後半21分、MF宮崎幾笑に代えて古巣対戦のFW山崎雅人、FW杉浦恭平に代えて垣田を投入。すると直後の同23分、右CKからMF中美慶哉が右足でクロスを送り、PA内中央で山形MF本田拓也に競り勝った垣田が頭でゴール右に叩き込む。起用に応えた垣田のJリーグ初得点で1点差に迫った金沢だったが、その後の反撃が続かずに1-2でタイムアップ。2試合ぶりの黒星で5試合未勝利(1分4敗)となった。

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