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王者チェルシーが“初”の前半3失点で開幕黒星…コンテ「ケーヒルの退場が分岐点になった」

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アントニオ・コンテ監督は不満げだ

[8.12 プレミアリーグ第1節 チェルシー2-3バーンリー]

 昨シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーが、12日に行われたバーンリーとの開幕戦を2-3で落とした。アントニオ・コンテ監督は、DFガリー・ケーヒルの退場が分岐点となったと振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 チェルシーは前半13分、ケーヒルがMFスティーブン・デフールへの足裏を見せた危険なスライディングで一発退場。プレミアリーグデビュー戦となった20歳のMFジェレミー・ボガを早々に下げて、21歳のDFアンドレアス・クリステンセンを投入した。

「ケーヒルの退場によりチームは落ち着きを失い、3失点。あれが分岐点になった」と指揮官が語るように、前半24分に先制点を許すと、前半だけでまさかの3失点。『オプタ』よると、チェルシーがスタンフォード・ブリッジで前半3失点は、プレミア史上初めてのことだという。

 後半は、FWアルバロ・モラタ投入から流れを引き寄せ、24分にモラタの移籍後初ゴールで1点を返す。しかし、36分にMFセスク・ファブレガスがこの日2枚目のイエローカードで退場。43分にモラタのヘディングパスからDFダビド・ルイスが1点を返すが、あと1点及ばなかった。

「改善すべき複数の課題が浮き彫りになった。今後もこのような状況は起こりうるだけに、注意深いプレーを続けなければならない。3失点をひっくり返すのは難しいタスクだった。それでも後半、選手たちは気持ちのこもったプレーを披露した。それは誇らしく思う。今日のチームにはふたつの顔があったね。前半はネガティブなもの、後半はポジティブなものだった」

 また、途中出場のモラタが1ゴール1アシストを記録したことは収穫だ。「彼はまだまだ伸びる。フィットネスも熱心に追い込んでいるし、チームのスタイルにもフィットしてきた。ゴールという結果に見合った活躍だった」と新加入のストライカーを称えた。


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