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66日ぶり復帰の香川、脱臼した左肩は「まだ全部回復していない」

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6月7日のシリア戦以来となる実戦復帰を果たしたMF香川真司

[8.12 DFBポカール1回戦 リーラジンゲン・アーレン0-4ドルトムント]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は12日、1回戦を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でリーラジンゲン・アーレン(6部)と対戦し、4-0で快勝した。左肩脱臼で離脱していたMF香川真司もベンチ入りを果たし、3-0の後半16分から途中出場。左肩を脱臼した6月7日のシリア戦以来、約2か月ぶりとなる実戦復帰を果たした。

 代表戦で左肩を脱臼して以降、実戦を遠ざかっていた香川が66日ぶりにピッチに戻ってきた。「試合に何分出るかは言われていなかったけど、出るというのは言われていた。でも、思ったより長かった。10分か15分かなと思っていた」。格下相手の復帰戦。約30分間のプレーながら積極的にボールに絡み、ゴール前に顔を出した。

 左肩の状態に関しては「可動域はまだ全部回復していない」と説明。「普段は痛みはないけど、伸びないときにギュッとやると痛みが出ることもある。コンタクトという意味では、まだまだやっていく必要がある」と、回復途上にあるようだ。

 ブンデスリーガは18日に開幕し、ドルトムントは19日に敵地でボルフスブルクと対戦する。日本代表も31日にW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)、9月5日に同サウジアラビア戦(ジッダ)を控えるだけに、一日も早い回復が待たれる。

「プレーするには問題ないけど、(ケガの)反復性というか、リスクのあるところではある。トレーニングと治療を引き続きしっかりとやりながらだけど、ドクターの見解でも基本的にこの時期はできる範囲なので問題ない」。リーグ開幕、そして最終予選の大一番へ、まずは完全復活への第一歩を踏み出した。

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