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まるでゴールへのパス…5戦ぶり弾に安堵の阿部浩之、自己記録更新の今季9点目

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5試合ぶり今季9ゴール目を決めたFW阿部浩之

[8.13 J1第22節 川崎F3-1鹿島 等々力]

 ゴールにパスをするように、優しいワンタッチで流し込んだ。1-0で折り返した後半立ち上がりの50秒、川崎フロンターレはDFエウシーニョが個人技で右サイドを突破し、グラウンダーのクロス。MF登里享平が右足で落としたボールをFW阿部浩之が左足ダイレクトでゴール左隅に決めた。

「ノボリから珍しくいい落としが来たので。珍しく(利き足とは反対の)右足で柔らかいパスが来た」。冗談交じりにアシストに感謝する阿部は自身も利き足とは逆の左足で迷わずシュート。「左のほうが打ちやすい入り方だったし、あの角度は得意」と、丁寧に流し込んだ。

 7月5日の浦和戦(4-1)以来、5試合ぶり今季通算9ゴール目。先発に定着した4月以降、10戦8発とハイペースで得点を量産してきただけに「やっと。ホッと」と、安堵の笑みもこぼした。

 約1か月間、ゴールがないだけでも焦りはあったようだが、「これだけ取れているのも初めてだし」というのも本音。自身のシーズン最多得点記録をさらに更新し、「勝ちにつながるゴールというのが重要。いいシュートだったと思う」と自画自賛した。

(取材・文 西山紘平)

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