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ドイツ地元紙がインゴルシュタット入りの関根貴大を特集「左ウイングとして期待」

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インゴルシュタットに加入したMF関根貴大

 今夏の移籍市場で、浦和レッズから4年契約でインゴルシュタットに加入したMF関根貴大に対して、地元メディア『donaukurier』が特集記事を展開した。

 同メディアは浦和からやってきた関根について、「彼はインゴルシュタットでのトレーニングで十分な才能を見せている。167センチと小柄で軽量だが、ピッチでは神出鬼没なスタイルで存在感を発揮。左ウイングとして期待を集めている」と伝えた。

 また「週末の試合に可能なら出たい」、「先輩である原口元気君がヘルタ・ベルリンでプレーしていて、自分もドイツでプレーしたいと思っていた」と語った関根本人の言葉も掲載している。

 記事では「関根は日本でも競争力の高い浦和レッズで、これまで左ウイングとして出場機会を確保し、フル出場を続けていた。今年は22試合3ゴール4アシストを記録。インゴルシュタットの(マルク)バルプルギス監督による3-4-3のシステムでは、左ウイングを務めるに十分な戦術理解力も持ち合わせている」と紹介し、新加入の関根がインゴルシュタットの左ウイングとして期待が高まっていることを強調。

 通訳を務める小川秀樹氏の言葉も報じられており、「彼は自分の強みがスピードと俊敏性、ドリブルだと自覚している。本人もトップと中盤の間を自由に動くスタイルで攻撃面で貢献したいと語っている」と紹介している。

 最後に「関根は英語を少しだけ話す。インゴルシュタットでは現在ホテル住まいで、今後ドイツ語を習得したり、食習慣に順応する必要がある。それでも関根は日本食を好んでご飯と野菜スープ、卵などを食しているようだ。今後家族がドイツにやって来るようだが、関根はここで本当のシャンザー(インゴルシュタットの愛称)にならなければいけない」と綴り、関根の紹介を締めくくった。

 記事では、20日に控えているブンデスリーガ2部の第3節インゴルシュタットvsヤーン・レーゲンスブルク戦で関根が起用される可能性があるという。ドイツに新天地を求めた関根のドイツデビューが間もなく実現する見通しだ。

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