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川崎Fが3連勝でACL浦和戦へ弾み…ミスから失点も憲剛&小林悠のゴールで札幌に競り勝つ

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先制点を挙げたMF中村憲剛

[8.19 J1第23節 川崎F 2-1 札幌 等々力]

 川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、2-1で競り勝った。

 最初のチャンスは札幌に訪れ、前半11分にDF福森晃斗のFKからFWジェイがヘディングシュート。決定的なシュートだったが、GKチョン・ソンリョンのファインセーブに遭うと、その2分後に先制点を許してしまう。

 川崎Fは前半13分、敵陣で細かくパスをつなぐと、左サイドから中央でパスを受けたMF大島僚太がPA左深くへ浮き球パスを入れる。これをMF家長昭博がジャンプして左足で中央に折り返し、GKク・ソンユンが弾いたボールをMF中村憲剛が左足で押し込み、先制点。川崎Fが“らしい”攻撃で先手を取った。

 さらに追加点を狙う川崎Fは前半28分、右サイドからFW小林悠がクロスを供給。ニアから中央へ走り込み、フリーとなったDFエウシーニョが右足ボレーを放つが、惜しくもクロスバーを越えていく。43分には、MFエドゥアルド・ネットのスルーパスで裏を取ったMF阿部浩之が右足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定だった。

 前半だけで10本のシュートを放った川崎Fは後半8分、右サイドの深くから中村がふわっとしたクロスを入れると、小林がヘディングシュートも枠を外れる。11分には、左サイドから大島が上げたクロスを再び小林が頭で狙ったが、GKシュミットに左手で弾き出された。

 札幌は後半15分、FW都倉賢に代えてFWヘイスを入れる。川崎Fも17分に、中村を下げてDF登里享平を入れ、交代カードを使った。

 後半30分、川崎Fはオーバーラップから家長のパスを左サイド深くで受けた登里が低い弾道のクロスを供給。ニアに走り込んだ小林が合わせ、2-0とリードを広げる。しかし、35分にハーフェーライン付近でDF谷口彰悟がパスをヘイスにカットされ、裏に弾んだボールを飛び出したGKチョン・ソンリョンが空振り。こぼれ球を回収したヘイスに無人のゴールに流し込まれ、ミスから1点を返された。

 だが、試合は2-1のままタイムアップ。川崎Fが3連勝で暫定3位に浮上し、23日に行われるAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・浦和戦に弾みをつけた。


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