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節目のゴールはいつも“あの”両クラブが相手…ルーニーの200得点をプレミア公式が振り返る

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11年2月12日、シティ戦でオーバーヘッドを決めたウェイン・ルーニー

 エバートンのウェイン・ルーニーは21日のマンチェスター・シティ戦で、ニューカッスルなどでプレーしたFWアラン・シアラー以来、史上2人目となるプレミアリーグ通算200ゴールを達成した。

 リーグ公式ツイッターはこの偉業を祝福して、シアラーの「おめでとう、ウェイン!」というコメント付き動画を投稿。また公式サイトでは、ルーニーの200ゴールを振り返る特集を展開し、節目のゴールや得点スタイル、対戦相手、ベストゴールを詳しく解説している。

 記念すべき初ゴールは弱冠16歳だった2002年10月19日、1-1で迎えたアーセナル戦の後半終了間際だった。味方からのクリアボールを後ろ向きでトラップすると、素早いターンで持ち出して右足を一閃。勝利を決定づける豪快なミドルシュートを、当時のイングランド代表GKディビッド・シーマンが守るゴールへ突き刺した。

 ルーニーは通算100ゴール目も10年1月31日のアーセナル戦で記録。そのうえ、06年12月9日の50ゴール目、12年12月9日の150ゴール目は200ゴールと同じシティ戦で決めており、節目の得点をすべてライバルクラブから奪っていることになる。

 ルーニーが最も多くの得点を奪った相手は、奇しくもシアラーが長年活躍していたニューカッスルで、通算14得点を挙げた。得点パターンは右足が圧倒的に多く、153点を記録。うちPKは20点、直接FKが7点となっている。

 ベストゴールは5つが選ばれているが、圧巻なのは11年2月12日。ホームでのシティ戦で1-1のまま迎えた後半33分、右サイドのFWナニのクロスにオーバーヘッドで合わせたものだ。綺麗な弾道でネットに突き刺したこのゴールは、プレミアリーグ20周年記念のベストゴール1位にファン投票で選ばれた。

 200得点の仲間入りを果たした偉業について、クラブの公式サイトで「素晴らしい気分だ。でも、シアラーに追いつくためにはもっと取らないといけない」と話したルーニー。自らより156試合も早く“200”の大台に乗せ、最終的には260点を積み重ねたレジェンドを意識し、「まだまだここからが本番だよ」と気を引き締めているようだ。

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