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【動画】アジリティに必要な瞬発力を高める、流通経済大のアクセルパワートレーニング

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『アクセルパワートレーニング』


 大学サッカー界に常に一石を投じる存在。それこそが流通経済大だ。中野雄二監督の就任から今年が20年目。歴史ある名門大学と肩を並べ、ピッチ内外問わず挑戦を続ける。「生きていくというのはどういうことか、スポーツを、サッカーを通じて学んでほしい」と語る指揮官の下、流通経済大の“メソッド”は創られている。

 テニスボールを使った『インパクトトレーニング』や“特別コーチ”である元日本代表DFの秋田豊氏による『特別トレーニング』(ヘディングトレーニング)など、さまざまな視点からアプローチを実践している流通経済大。もちろんボールを使ったメニューだけでなく、アジリティに必要な瞬発力を高めるための『アクセルパワートレーニング』も行っている。

 大平正軌コーチいわく、「元々うちのチームはユース年代からテクニックがある子が多く、“強い=テクニック”という感じで進学してきます。ボールを動かすことに関しては長けていますが、流大が苦手としていたパワフルなサッカーと対峙したときに負けてしまう」。そこでフィジカルと瞬発力の強化を実施。大平コーチと元日本代表・秋田氏が話す中での共通認識が「臀部の筋肉が薄い」だったことから、ゴムチューブを使ってのトレーニングを行うことになった。

 最近の育成年代は、昔のように劣悪な土や砂まじりのピッチではなく、人工芝のピッチが主流。力を入れずとも急なストップができるようになった分、ふくらはぎへの負荷はなくなった。しかし第五中足骨へ負荷がかかり、痛める選手が多くなっている。「負荷をかけずに止まれてしまうからこそ、下半身が細く、臀部の薄い細い身体の選手が増えている」とコーチは分析する。

 そこで実施したのは、見せかけの筋肉ではなく、あくまで「しなやかに使える自然に身についた筋肉」をつけるため、体幹を鍛える『アクセルパワートレーニング』。20秒を1セットとして、二人一組でゴムチューブを使用。ハーフダッシュやヘディング、パス、サイドステップなどを行う。ここで大切なのは、いずれも片足の時にしっかりとバランスを取ること。ゴムチューブによる負荷に左右されず姿勢をキープし、いかに身体の軸をぶらさずにできるかが重要となる。

 負荷がかかるなかでのパス練習では「前へ踏み込み、しっかりとボールを出すこと」、そしてヘディング練習では「後ろから引っ張られる中でいかに自分の最高打点へジャンプできるか」「身体ごと軸を持っていくこと」が鍵となる。

 身体への負荷は相当なもの。MF清水智貴(4年=広島観音高)も「こういう体幹を鍛えるための器具を使えたり、秋田さんがコーチとして来てくださったり、そうない経験をできています。こういう流大の環境も入学のときの決め手だった。高校の頃では考えられないような経験をできています」と言う。「流大には(大学卒業後も)サッカーで生きていこうとする選手が多い。そういう意味でも本当に選んだ甲斐があります」。 

 実際に『アクセルパワートレーニング』を行い、大きく成長を遂げた選手の一人が川崎フロンターレへ来季加入を内定させたユニバーシアード日本代表MF守田英正(4年=金光大阪高)。

大平コーチによれば、「3年生のときまでは弱かったですが、真面目な性格もあり、ここへ来てから相当伸びてきている。線は細いですが、身体の軸がつくれたことで、フィジカルコンタクトができるようになった」そうだ。線は細いながらも身体の軸ができ、下半身周りへの筋肉も増えたことで、当たり負けしなくなった。

 パワフルなサッカーに対抗するため、流大が取り組むメソッド。このトレーニングは単にフィジカルを“強化”するだけのものではなく、身体の軸をつくり、瞬発力を高め、鋼のような筋肉のなかにある“アジリティ”を得るためのものでもあるのだ。

 身体への負荷は相当なもの。MF清水智貴(4年=広島観音高)も「こういう体幹を鍛えるための器具を使えたり、秋田さんがコーチとして来てくださったり、そうない経験をできています。こういう流大の環境も入学のときの決め手だった。高校の頃では考えられないような経験をできています」と言う。「流大には(大学卒業後も)サッカーで生きていこうとする選手が多い。そういう意味でも本当に選んだ甲斐があります」。 

 実際に『アクセルパワートレーニング』を行い、大きく成長を遂げた選手の一人が川崎フロンターレへ来季加入を内定させたユニバーシアード日本代表MF守田英正(4年=金光大阪高)。

大平コーチによれば、「3年生のときまでは弱かったですが、真面目な性格もあり、ここへ来てから相当伸びてきている。線は細いですが、身体の軸がつくれたことで、フィジカルコンタクトができるようになった」そうだ。線は細いながらも身体の軸ができ、下半身周りへの筋肉も増えたことで、当たり負けしなくなった。

 パワフルなサッカーに対抗するため、流大が取り組むメソッド。このトレーニングは単にフィジカルを“強化”するだけのものではなく、身体の軸をつくり、瞬発力を高め、鋼のような筋肉のなかにある“アジリティ”を得るためのものでもあるのだ。




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