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名古屋急ブレーキ…田口退場が悪夢の始まり、横浜FCに逆転負けで連勝ストップ

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[8.26 J2第30節 名古屋2-3横浜FC 豊田ス]

 横浜FCが敵地で名古屋グランパスに3-2で勝利した。横浜FCは2連勝で勝ち点48。名古屋の連勝は5で止まり、勝ち点は52のままとなった。

 先制は横浜FCだった。前半9分、古巣対決とまるMFレアンドロ・ドミンゲスが相手の隙を突く絶妙なスルーパスをDFの裏に通すと、左サイドから走り込んだMFジョン・チュングンがDF新井一耀に体を寄せられながらも、GK楢崎正剛のニアを抜くシュートを蹴り込んだ。

 ただ攻撃陣が好調な名古屋は慌てない。そして前半26分にMF田口泰士のミドルが相手のハンドを誘発してPKを獲得。FWシモビッチが決めて同点に追いつくと、同30分にはCKで作った混戦を田口が頭で押し込み、一気に試合をひっくり返した。

 しかし完全に名古屋ペースかと思われた試合だが、後半8分のプレーが試合の流れを一変させる。田口が見せたMF野村直輝への激しいタックルに対し、木村博之主審はイエローカードを提示。前半38分にもイエローカードを受けていた田口には退場処分が言い渡された。

 そしてピッチ上の混乱を突くように、横浜FCは後半12分、ロングスローでこぼれ球を生むと、野村が左足ボレーで押し込み同点。さらに攻め込む横浜FCは同32分、左サイドで粘ったFWイバのクロスがDFに当たるも、途中出場のFW大久保哲哉が反応。左足ボレーが豪快に突き刺さり、試合がひっくり返った。試合はこのまま横浜FCが逃げ切り、2連勝を飾った。


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