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「日本で放映されるぐらい」の活躍を…ポルトガルへ旅立つMF中島翔哉

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FC東京ラストマッチとなったMF中島翔哉

[8.26 J1第24節 横浜FM1-0FC東京 日産]

 青赤のユニフォームを身につけてのラストマッチ。23日にポルトガル1部ポルティモネンセへの期限付き移籍が発表されたFC東京MF中島翔哉は、スコアレスで迎えた後半35分にピッチへと送り込まれた。

 投入直後の後半38分に失点して1点のビハインドを背負ってしまうが、その後FC東京が圧力を強めると、同44分に中島が好機に顔を出す。FWピーター・ウタカからPA内でパスを受けると、ワンフェイクで対面するDF山中亮輔の体勢を崩してシュートコースを創出。右足から放ったループ気味のシュートはGK飯倉大樹の頭を越えたものの、ボールはクロスバーを叩いて同点ゴールとはならなかった。

「試合に出た時間は短かったけど、あのシュートを決められれば良かった。次に帰ってくるときには、あれを決められる選手になりたい」。FC東京最後の試合。自らに得点は生まれず、チームも0-1の完封負けを喫した。

 期限付き移籍するポルティモネンセの印象は「皆が攻撃的で失点することを恐れずにゴールに向かっていくスタイル」と語り、その攻撃的なスタイルが「しっくりきた」という。「どこでやってもサッカーを楽しみたいし、FC東京でプレーした3年間で得た多くのものを、ポルトガルのピッチで出していきたい」と意気込んだ23歳のアタッカーは、「ポルトガルは日本ではあまり知名度がないと思いますが、日本でも放映されるぐらいにしたい」と新天地へと旅立つ。

(取材・文 折戸岳彦)
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