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決定機も“技術的なミス”で得点ならず…FC東京MF高萩「勝って代表に合流したかった」

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FC東京MF高萩洋次郎

[8.26 J1第24節 横浜FM1-0FC東京 日産]

「ミスだった」と悔しさを滲ませる。スコアレスのまま進んだ前半39分、FC東京MF高萩洋次郎が迎えた決定機。しかし、シュートはネットを揺らすことはなかった――。

 序盤から積極的に前線に顔を出した高萩。そして、前半39分にはFW大久保嘉人のスルーパスから最終ライン裏に抜け出し、GK飯倉大樹との1対1を迎える。飯倉がゴールマウスを飛び出したことを確認した高萩は「GKが出てきたので、上を越してループを狙おうと思った」とループシュートを選択。しかし、ボールはわずかにゴール左に外れてしまい、「技術的なミスです」と肩を落とした。

 チームは後半38分に決勝点を献上して0-1で敗れたこともあり、「チャンスのところは僕の責任。ああいうところで決め切れないと、こういう試合になってしまう。責任を感じているし、反省点です」と振り返ったが、その他の場面でも積極性を示し、チーム最多となる4本を記録。何とか勝利を、勝ち点をもたらそうと90分間ピッチで戦い抜いた。

 24日に発表された日本代表メンバーに選出されていたこともあり、「確実にモチベーションにつながっていた」ようだが、「結果が出なかったことが残念。勝って代表に合流したかった」と唇を噛みつつも、「(代表に)行ってからポジティブな方向に変えたい」と代表へと視線を切り替えようとしていた。

(取材・文 折戸岳彦)
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