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豪州戦へハリルJが12人で始動!!初招集の杉本、復帰の長谷部らの姿も

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日本代表が31日のオーストラリア戦に向けて始動した

 いざ決戦へ、ハリルジャパンが始動した。勝てば6大会連続6回目のW杯出場が決まる31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向け、日本代表は27日、埼玉県内で合宿を開始した。

 A代表初選出のFW杉本健勇(C大阪)のほか、MF高萩洋次郎(FC東京)、MF山口蛍(C大阪)、MF井手口陽介(G大阪)、DF昌子源(鹿島)、DF植田直通(鹿島)、DF三浦弦太(G大阪)、GK東口順昭(G大阪)、GK中村航輔(柏)の国内組9人に、海外組のFW大迫勇也(ケルン)、MF長谷部誠(フランクフルト)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)を加えた計12人が参加。クールダウン中心のメニューで約1時間、調整した。

 練習前にバヒド・ハリルホジッチ監督は、途中離脱した3月以来の代表復帰となったキャプテンの長谷部と通訳をまじえて約10分間、話し込む姿があった。約40分間のランニングを終えると、選手はスパイクに履き替えてボール回しを行ったが、長谷部はストレッチに移行。所属クラブで開幕から2試合連続で出番のない酒井高はシリル・モワンヌ・フィジカルコーチとともに追加のランニングとダッシュで汗を流した。

 明日28日の練習からはこの日、Jリーグの試合があったDF槙野智章(浦和)と海外組10人が合流。29日朝にFW久保裕也(ゲント)、FW乾貴士(エイバル)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、DF酒井宏樹(マルセイユ)の海外組4人が帰国し、試合2日前に全27選手がそろう予定となっている。

 アジア最終予選のB組は2試合を残して日本が5勝2分1敗の勝ち点17で首位に立っているが、2位サウジアラビア、3位オーストラリアもともに勝ち点16と、三つ巴の争いになっている。日本はオーストラリア戦に勝てば6大会連続6回目のW杯出場が決まるが、引き分け以下の場合、9月5日のサウジアラビア戦に持ち越しとなり、サウジアラビアにも勝てなかった場合はプレーオフに回る3位に転落する可能性もある。

(取材・文 西山紘平)

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