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不安を抱えて代表へ…移籍後最大スランプの久保裕也、途中出場するも結果残せず

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途中出場したFW久保裕也は今節も不発

[8.27 ベルギーリーグ第5節 ゲント0-0アンデルレヒト]

 ベルギーリーグ第5節が27日に行われ、FW久保裕也の所属するゲントはホームでアンデルレヒトと対戦し、0-0で引き分けた。ゲントはこれで開幕5試合勝ちなし(2分3敗)。ベンチスタートの久保は後半28分に途中出場したが、所属クラブで無得点のまま日本代表に合流することになった。

 シーズン開幕からヨーロッパリーグ(EL)予選を含めた公式戦全6試合でノーゴールの久保。昨季に半シーズンでチーム得点王になった23歳FWにとっては、移籍後最大のスランプと言っていい。昨季3位のチームも開幕4試合勝ちなし(1分3敗)で残留圏内ギリギリの15位に沈んでおり、何かを変えなければならない中で久保がリーグ戦4試合ぶりの先発落ちとなった。

 今季のスタートから苦しんでいるのは相手のアンデルレヒトも同じで、昨季のリーグ王者ながら前節終了時点で10位に低迷している。浮上のきっかけをつかみたい両チームが慎重に試合へ入ったこともあり、前半はこう着状態のままスコアレスで折り返した。

 前半途中に何度かアップする姿も確認された久保だが、後半開始からの交代は見送り。ハーフタイムを挟んでも両チームそろって決定打に欠ける展開が続くと、後半28分にようやく久保に声がかかる。MFブレヒト・デヤーゲレと交代し、3トップの左に入った。

 限られた時間で結果を残したい久保は後半30分、PA手前左で相手DFをかわし、PA内左の角度のない位置から強引に左足でシュート。しかし、カバーに戻った相手DFにブロックされ、枠を外れる。その後も中央寄りにポジションを取りながらゴールを狙った久保だったが、0-0で試合終了を迎えた。

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