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止まらない移籍金高騰…18歳ムバッペのパリSG移籍決定と仏紙、来夏の買取り額は234億円

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キリアン・ムバッペパリSG移籍が決定的に

 モナコに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(18)のパリSG移籍が決まったようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

 同紙によると、パリSGとモナコは1年間のレンタル移籍で合意。来夏の買い取り額は1億8000万ユーロ(約234億4000万円)になるという。パリSGは今夏、バルセロナからブラジル代表FWネイマールを2億2200万ユーロ(約289億円)で獲得している。そのため、ムバッペにも巨額投資すればファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあると言われていた。だが、今夏はレンタル、来夏に買い取りという形でそれを回避する構えだ。

 モナコの下部組織出身のムバッペは、2015年2月に16歳という若さでトップチームデビューした逸材。昨シーズンは公式戦44試合に出場し、26ゴールを挙げるセンセーショナルな活躍を見せ、モナコの17年ぶりとなるリーグ1制覇に大きく貢献。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でもチームを4強進出へと導いていた。

 フランスの新鋭に対して、パリSGの他にレアル・マドリーバルセロナアーセナルといたヨーロッパの強豪クラブが獲得に興味を示していた。ムバッペは、レアル行きを望んでいると報じられていたが、母国リーグの強豪に移籍することを決断。28日にはメディカルチェックを受ける見通しだ。

 今夏、ネイマールが史上最高額の移籍金2億2200万ユーロでパリSGに移籍。また、バルセロナあドルトムントから史上2番目となる1億500万ユーロ(約135億5000万円)でMFウスマン・デンベレ(20)を獲得するなど、移籍金が高騰している。


●欧州移籍情報2017-18

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