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伊有名記者がインテル快進撃の理由に重要性が増した選手を列挙「イカルディや長友…」

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放出が噂されていた長友佑都

 イタリア人著名ジャーナリストのマリオ・スコンチェルティ氏が27日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』において、インテルの状況を分析した。

 インテルは今シーズン、難敵フィオレンティーナとの開幕戦を3-0で制し、26日は昨シーズン2位の強豪ローマを相手に3-1で逆転勝利を収めた。開幕直後に難しいカードが組まれていたにも関わらず6ポイントをもぎ取り、勢いに乗るインテルだが、リーグ優勝は厳しいとスコンチェルティ氏は考えているという。

「正直に答える。インテルがスクデットを獲れるチームかと言うと私は確信できない。それを問うこと自体、時期尚早かもしれない。だが、今後スクデットを狙えるチームになれる可能性はある。まだ戦い方が確立されていないが、以前と比較して持ちこたえることのできるチームになった。何度も負けそうな展開になったが、本当に負けることはなかった」

 一方でスコンチェルティ氏は、インテルの快進撃が選手の成長の賜物でもあると指摘している。主将のFWマウロ・イカルディは2戦連続でドッピエッタ(1試合2得点)を記録したほか、昨シーズンは出場機会に恵まれず、放出が検討されていた日本代表のDF長友佑都も活躍の場が増えている。

「それに思いがけず、試合における重要性が増した選手が数人いる。まずはイカルディ。それから(イバン)ペリシッチや(アントニオ)カンドレーバ、それに(マティアス)ベシーノも。長友やダンブロージオもそうだ。力量は劣るが常に出場している」


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