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[関西U-16~Groeien~]2位守った神戸弘陵が全国交流大会出場権獲得!

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神戸弘陵高は2位で全国大会へ

[8.25 関西U-16~Groeien~G1第9節 神戸弘陵高 2-0 初芝橋本高 伊勢ヴィレッジ]

 関西地域の強豪校が長期にわたるリーグ戦を通して、U-16選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien(育てる)~2017」は25日、最終節を行い、上位リーグのG1リーグでは勝ち点15で並ぶ2位・神戸弘陵高(兵庫)と4位・初芝橋本高が対戦。2-0で勝ち、2位を守った神戸弘陵が12月に開催されるU16全国交流大会出場を決めた。

 隣の会場で行われていた首位・履正社高対3位・興國高戦は後半41分に履正社が追いついて3-3ドロー。興國が逃げ切っていれば、神戸弘陵の初優勝が決まっていたが、選手たちは優勝を逃したことよりも素直に全国出場を喜んだ。

 前半41分に左MF岡本虎大郎のゴールで先制した神戸弘陵は44分にも岡本のアシストからCB 岩本皐希が決めて2-0と突き放す。その後もMF濱本直大らの仕掛けから3点目のチャンスを作り出した。

 勝てば2位浮上のチャンスがあった初芝橋本も空中戦で強さを発揮するFW大谷澪紅や鋭い攻撃参加を見せたSB高谷和希らが中心となって反撃。集中した守りを見せて神戸弘陵に対抗したが、大谷が「勝てた試合だったんですけど最後は集中力が切れて全員が足止まってしまったのは改善点だと思います」と振り返ったように、MF村川丈郎や岩本、CB竹内悠力らが体を張って守る神戸弘陵から1点を奪うことができなかった。

 勝った神戸弘陵の岩本は今年のチームの持っている運の良さも強調。そして、全国交流大会へ向けて「(集中開催された)この2日間でチーム一丸となれたと思います。準優勝という結果でしたが全国に行けるんで全国で一位目指して頑張りたい」と誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
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