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アーセナルOB「責められるべきはベンゲル。彼は出ていくべきだ」

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頭を抱えるアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルOBが「アーセン・ベンゲルは辞任すべき」だと語っている。英『BBC』が報じた。

 27日、アーセナルはプレミアリーグ第3節でリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込み、0-4で完敗。8本のシュートを放ったが、1本も枠内に飛ばすことできず、見せ場を作ることができないまま2連敗を喫した。試合後、MFメスト・エジルは自身のSNS上でファンに謝罪している。

「最悪の悪夢だ」とリバプール戦を振り返ったのは、90年代にアーセナルで活躍し、1991-92シーズンには得点王にも輝いたイアン・ライト氏だ。「私たちのためにプレーしてくれる選手をどうして獲得できないんだ?ベンゲルは出ていくべきと考えているかどうかって?そうだね、彼は出ていくべきだと思うよ。選手たちのモチベーションを今の彼が上げられるとは思えない。出ていくのは彼のためでもある」とベンゲルのアーセナル退団を勧めている。

 ベンゲル監督は昨季、プレミアリーグ5位に終わり、就任後初めてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃していた。サポーターからは解任要求が強まっていたが、5月に契約延長が発表された。そして、新たなシーズンを迎え、3試合を終えた時点で1勝2敗だが、開幕節のレスター・シティ戦では勝利したものの、一時逆転を許すなど内容はあまりいいとは言えない状況だ。

 ライト氏は語る。「責められるべきはベンゲルだ。全員に迷惑をかけている彼が残っているのは自分勝手としか言いようがない。一番、楽観的なファンですら、何を考えていると思う?ベンゲルは昨シーズン、サポーターたちの考えに敬意を払わなかった。昨シーズンが終わった時点で出ていくべきだったんだ」と語気を強めた。


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