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[Rookie League]武南に3発勝利の鹿島学園がB Group制覇、1年でA Group復帰

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後半2分、MF中村大胡(44番)のゴールを喜ぶ鹿島学園高イレブン

[9.2 Rookie League B Group第7節 武南高 1-3 鹿島学園高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪18校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で勝利と将来へ向けた強化を目指す「2017 Rookie League」は2日、最終節を行い、B Groupは首位・鹿島学園高(茨城)が武南高(埼玉)に3-1で快勝。勝ち点16で並んだ水戸商高を得失点差で上回り、優勝した。鹿島学園と2位の水戸商は来季のA Group昇格を決めている。

 鹿島学園の鈴木雅人監督、武南の大山照人監督もベンチ入りした一戦。勝てば3位で入れ替え戦進出の可能性もあった武南はテクニカルなボランチ、MF青野翔太を中心にボールを前進させ、前への力があるFW飯塚翼や突破力を備えたMF魚津廉太郎、MF小宮陽貴の両翼が相手の守りをこじ開けようとする。

 一方の鹿島学園はMF藤原温大やMF仲佐友希らが前への勢いと正確さのあるパスワーク。前半3分にFW磯部直也のヘディングシュートで先制して前半を1-0で折り返すと、後半2分には左サイドでの切り返しでDFのマークを外した磯部のクロスをMF中村大胡が左足ダイレクトで決めて2-0と突き放した。

 武南に押し込まれる時間帯もあった鹿島学園だが、GK笹本剛太を中心に要所を封じると、28分にCB豊島朱凌が貴重な追加点を奪う。武南も試合終了間際に小宮のゴールで1点を返したものの、鹿島学園が優勝と1年でのA Group復帰を決めた。

(取材・文 吉田太郎)
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