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ギグス氏、高騰を続ける移籍市場に警鐘「止まる気配がなく、これからも続きそう」

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ライアン・ギグスが今夏の移籍市場について言及

 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍したライアン・ギグス氏は、移籍金の高騰が続く移籍市場がおかしな方向に向かっていると考えているようだ。

 元チームメイトのロイ・キーン氏が先日、ギグス氏、ルート・ファン・ニステルローイ氏、デイビッド・ベッカム氏が仮に現役を続けていれば、20億ポンド(約2857億円)以上の価値があると語っていた。また、同氏は平均的な選手の移籍金も大幅に高騰したことに疑問を感じているようだ。

 実際に今夏の移籍市場では、同選手の古巣であるマンチェスター・ユナイテッドはFWロメル・ルカクの移籍に7500万ポンド(約110億円)を支払っている。さらに、パリSGは史上最高額の2億2200万ユーロ(約290億円)でFWネイマールを獲得し、バルセロナも2番目に高い移籍金でドルトムントのFWウスマン・デンベレの加入を発表した。

 ギグス氏は『ウェールズオンライン』で「20億ポンドかどうかはわからないが、ロイが言いたいことは平均的な選手でも獲得するために多額の費用が必要ということだと思う」とキーン氏の考えを支持した。

 続けて「昔活躍していた選手の価値は今ならどのぐらいかはわからない。でも、ルート・ファン・ニステルローイは素晴らしいスコアラーで、毎シーズンゴールを保証してくれた。これが彼の言いたいことだと思うし、彼の考えは正しい。今移籍市場はおかしな方向に進んでいる。この兆候は全く止まる気配がなく、これからも高騰が続きそうだ」と言及。

 また、同氏はキーン氏について「エンゴロ・カンテも素晴らしいが、ロイはカンテよりも優れている。彼は全てができる選手だった。彼がノッティンガム・フォレストからユナイテッドにやって来たとき、2列目でプレーしてゴールを挙げていた。そして、試合をコントロールする中盤の選手になり、(ポール・)スコールズとともにファンタスティックな中盤を築き上げた」と称賛している。


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