[9.2 Rookie League B Group第7節 清水桜が丘高 6-0 暁星高 時之栖うさぎ島G]

　関東・静岡の強豪18校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦を通して、勝利と将来へ向けた強化を目指す「2017 Rookie League」は2日、最終節を行い、B Group3位・清水桜が丘高(静岡)対同8位・暁星高(東京)戦はFW鈴木智也のハットトリックの活躍などによって清水桜が丘が6-0で快勝した。

　7試合で計35得点。圧倒的な攻撃力を発揮した清水桜が丘がB Group3位を守った。暁星はここまで全敗だったものの、MF山梨敦士がボールを収め、鮮やかな切り返しでDFをかわしてシュートを放つなど存在感。また、FW中井隆介やFW室橋大樹が鋭く相手の背後を狙おうとする。相手のプレッシャーが緩ければ、フィニッシュのチャンスを作り出していた。

　だが、清水桜が丘は序盤からゴールを連発。前半6分に岩田隆成のアシストから鈴木が先制ゴールを決めると、13分にはFW松永颯太のチャンスメークからMF村上太一が決めて2-0と突き放す。

　中盤で村上がダイナミックな動きを見せる清水桜が丘は、松永の仕掛けなどからチャンスを連発。暁星はGK亀田拓真の好守などによって失点を凌いでいたが、清水桜が丘は27分、35分にいずれもMF木山貴斗のアシストから鈴木、MF安部侑真が加点する。さらに、後半にも鈴木と江藤佳輝が決めて快勝した清水桜が丘が、A Group8位の帝京高との入れ替え戦へ進出した。

(取材・文　吉田太郎)

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