beacon

[MOM2208]矢板中央FW加藤蒼大(1年)_1学年上の先輩目標に力磨くレフティーが決勝点!

このエントリーをはてなブックマークに追加

矢板中央高FW加藤蒼大

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.2 Rookie League A Group第9節 帝京三高 0-1 矢板中央高 時之栖うさぎ島G]

 左利きのストライカーが決めた決勝点が矢板中央高をU16全国交流大会プレーオフへ導いた。4位で「Rookie League」最終節を迎えた矢板中央は0-0の後半6分にFW加藤蒼大(1年)が決勝点を奪う。FW久永武蔵のロングフィードに反応した加藤はこぼれ球を押し込む形で決勝点約2時間後に開催された試合で3位・市立船橋高が敗れたため、矢板中央は3位へ浮上し、プレーオフ進出を決めた。

 左利きの加藤は左足シュートやボディバランスの高さが武器。3日に行われた鹿島学園高とのプレーオフ1回戦でもヘディングシュートを決めてプレーオフ2回戦進出に貢献するなど得点力の高さを示している。

 目標とする存在は、1学年上の先輩FW飯島翼(2年)だ。昨年の「Rookie League」で抜群の存在感を見せた飯島は加藤と同じ左利きのFW。「同じ栃木県内出身で中学校の時、ファイターズと(加藤が所属していた)ともぞうでやっていて、見ていて技術、コントロールが上手かったりしていたので同じ左利きとして負けたくなかった」。中学時代から目標としているFWは越えなければならない存在だと考えている。

 DFの背後への抜け出しやPA付近での1対1の強さではその飯島にも負けていないと考えている。その武器を磨いてゴールを量産するか。静岡学園高と戦うプレーオフ2回戦、そしてその先へ向けて「次の静学でも自分が点決めて貢献できるようなプレーをして、みんなを全国へ連れていきたい。決定力を磨いて、先輩とかにも負けないように、選手権でも活躍できるようなスーパーな選手になりたい」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2017 Rookie League特集ページ

TOP