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デンベレが1年前にバルサ移籍を断った理由…古巣との遺恨を残して退団にも後悔なし

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古巣に禍根を残してバルセロナへ移籍したFWウスマン・デンベレ

 ドルトムントからバルセロナへ加入したFWウスマン・デンベレが、過去にバルサ行きを拒否した理由を説明している。スペイン『スポルト』が報じた。

 デンベレは今夏、1億500万ユーロ(約137億円)という史上2位の高額金でバルセロナへ加入。欧州トップリーグでは、ドルトムントで1シーズン活躍したのみの選手としては破格の待遇となったが、デンベレには1年前もバルセロナ移籍の可能性があった。デンベレはその時のことを振り返っている。

「レンヌでプロ契約を結んでから6か月しか経っていなかった。何が想像できるっていうんだ?6か月だよ!成長のためにチャンピオンズリーグに出場できるクラブで継続的に試合に出場したかったんだ。バルセロナから二度もアプローチが来るなんて幸運だし、今回は電車を見逃すことはなんてできなかった」

 また、今回の移籍を巡ってはクラブ間やデンベレとドルトムントの間でいざこざが絶えず、後味の悪いものとなったことも否めないが、デンベレに後悔はないという。

「リラックスしている。練習しなければならないことはわかっているよ。行きたくなかったから、練習をボイコットすることを決めた。行かない言い訳を探していたんだ。バルサに行くよう僕が行動を起こさなかったら、今ここにいられないことを嘆いていただろうしね」

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