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[Rookie League]清水桜が丘が帝京との入れ替え戦でゴールラッシュ!A Group昇格!

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清水桜が丘高のFW前田翔茉は後半6分にゴールを決めるなどハットトリックの活躍

[9.3 Rookie League入れ替え戦 帝京高 2-6 清水桜が丘高 時之栖うさぎ島G]

 3日、関東・静岡の強豪18校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で勝利と将来へ向けた強化を目指す「2018 Rookie League」A Groupの出場権を懸けた入れ替え戦が行われ、「2017 Rookie League」A Group8位の帝京高(東京)と同B Group3位の清水桜が丘高(静岡)が激突。清水桜が丘が6-2で快勝し、来季のA Group昇格を決めた。

 この日、清水桜が丘の指揮を執った幸島宏次コーチは1年生が45分ハーフという中学時まで経験していなかった試合時間の中で「後半、残り時間にやらないといけないことを疲れて忘れてしまう」と指摘していた。

 後半、ハードワークの部分や球際の攻守、カバーリングの部分などやらなければならない部分が雑になり、2失点。それでも幸島コーチが「この9月までに個人個人の価値観を理解しあって、組織、チームになってきた」と評した清水桜が丘の1年生たちは、特にFW松永颯汰やFW前田翔茉といったアタッカー陣やボランチのMF村上太一らが個、チームとしてポテンシャルの高さを見せつけて強敵・帝京に快勝した。

 前半はボールを握って攻めた帝京が清水桜が丘を押し込む。15分にはFW山本乾太の仕掛けからコンビネーションでフリーとなった左MF松村亮祐がチャンスを迎える。だが、このピンチをDFのシュートブロックで阻止するなど、失点せずに試合を進めた清水桜が丘は20分、左サイドでボールを受けた松永が絶妙なターンから一気にDFを振り切る。そして斜めに切れ込んだFWはそのまま右足シュートでニアサイドを射抜いた。

 帝京も27分に右FKがファーサイドのMF宮下正太郎へ通ったが、清水桜が丘GK藤原元輝が至近距離からのシュートをストップする。帝京は局面で数的優位をつくり、シュートへ持ち込むものの、強引に個で行き過ぎた部分もあってチャンスを逸してしまう。

 帝京は、MF佐藤悠生が「簡単に失点をしてしまって、自分たちはチャンスがあったにもかかわらず決めきれなかった。後半早々に決められてしまってそのまま流れで取られてしまったのは帝京の1年生の課題」と振り返ったように、流れを変えることができなかった。

 一方、推進力ある攻撃を続けていた清水桜が丘は勝負どころで確実にゴールを奪って帝京を突き放す。後半2分、ドリブルでPAへ切れ込んだ前田が足裏でパス。これに走り込んだSB望月海千が左足を振り抜くと、こぼれ球を松永が頭で決めた。

 さらに7分には右サイドを突破したMF安部侑真のラストパスを前田がゴールへ沈めて3-0。帝京もMF中井翔一の素晴らしい左足ミドルで1点を返すが、清水桜が丘は16分にもMF木山貴斗のクロスを前田が頭で合わせてリードを広げる。

 前田は34分にも右足シュートを叩き込んでハットトリックを達成。帝京はMF小島匠瑛のゴールで意地を見せたが、清水桜が丘は試合終了間際にも村上が直接FKを決めてゴールラッシュを締めた。

 清水桜が丘のCB江島瑛音は「後半みんなの足が止まってきて、相手が放り込んできた時に跳ね返せなくて裏に落ちちゃって失点したり、2失点してしまったことは反省です」と悔しがっていた。

 課題はもちろんあったが、村上が「(最初は)攻撃も守備もめちゃくちゃだったんですけど、試合を重ねていくごとにやるべきことがはっきりしてきて、それでしっかり勝利に結び付けられたところがあったので良かったです」と説明したように、成長を示して入れ替え戦で快勝。今後への弾みをつけたと同時に、来年入学してくる1年生たちに大きなプレゼントをした。

(取材・文 吉田太郎)
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