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「われわれにできるのは勝つことだけ」 豪州代表FWケーヒルは日本に過度な期待せず

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ロシアW杯出場を懸けてタイ戦に臨むFWティム・ケーヒル

 日本キラーとして知られるオーストラリア代表FWティム・ケーヒルは、ロシアW杯出場を懸けて臨むアジア最終予選最終節で、勝ち点で並ぶサウジアラビアの結果を気にせず、最下位のタイを相手に大量得点での勝利を狙う構えだ。同国代表の公式サイトが伝えている。

 現地時間5日にタイをホームに迎えるオーストラリアは、9試合を終えた状態でグループBの3位。W杯出場権を得られる2位に入るためには、勝ち点16で並んでいるサウジアラビアを上回る必要がある。

 そんな中、サウジアラビアの対戦相手がすでに首位通過を決めている日本であるため、オーストラリア国内では「きっと日本がやってくれる」などと期待する声も。一方で、もしサウジが勝利を収めた場合でも、オーストラリアが大量得点すれば、現在2点ビハインドの得失点差を逆転する可能性がある。

 37歳のベテランは「たくさんのゴールを決められる自信を持っているし、素晴らしい結果をもたらすことができると確信している」と自信を見せ、「周りから雑音も聞こえてくるが、まずは明日(5日)夜の試合を考える必要がある」とあくまでも前を見据える。

 そのうえで「サウジが勝つかどうかという意味合いは理解している」とライバルを頭には入れながらも、「われわれにできることは、良いサッカーをして勝つことだけだ」と日本に過度な期待を示すことなく、目の前の戦いに集中する構えを見せている。

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