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韓国代表FWク・ジャチョルが予選突破に自信…準備するのは「攻撃戦術」

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韓国代表FWク・ジャチョル

 2018FIFAワールドカップ ロシアのアジア最終予選も残り1試合。グループAで2位の韓国は9月5日、勝ち点差2で4位のウズベキスタンとアウェーで対戦する。勝てば2位でW杯出場権を獲得。しかし、引き分けの場合は、同じく勝ち点差2で3位のシリアの結果次第となり、敗れれば4位に転落して予選敗退が決定する可能性もある。

 これまでウズベキスタンを相手に3ゴール。FWク・ジャチョル(アウクスブルク/ドイツ)以上に、ウズベキスタン相手にゴールを決めた韓国代表選手は、4得点のFWイ・ドングク以外にいない。直近2試合で得点を決めており、昨年11月15日にホームで行われた一戦でも、韓国を2-1の勝利に導く、逆転ゴールを決めている。

 韓国とウズベキスタンは、1994年に広島で行われたアジア競技大会準決勝で、初対決。この試合は0-1で韓国が敗れたが、この黒星を最後に10勝3分と無敗を続けている。しかし、油断は禁物だ。ク・ジャチョルも、これまでの対戦以上にプレッシャーを感じている。

 9月3日、決戦の地・ブニョドコルスタジアム隣接のフィールドで行われる練習に先立ち、ク・ジャチョルは取材陣に向けて「あまり緊張や負担を感じる必要はないが、そうしたものがないのも良くない」とコメント。そして「過去の結果を信じるすぎるのは危険だ」と、慎重な姿勢を見せた。そして「とても重要な試合だ。良かった記憶をどれだけ生かせるかが重要になる」と続けた。

 また、「試合まで集中しなければならない。私たちが大勝したことは多くない。何もよりも、重要な試合を前に、選手一人ひとりが意識する必要がある」と話す。

 シン・テヨン監督は3日午前、タシュケント(ウズベキスタン)に入ってから初めてのミーティングを行った。このミーティングでは、コーチ陣と分析チームが準備した映像資料を使い、ウズベキスタンの戦略を分析することが行われた。ク・ジャチョルは「個人能力があるチームだ。私たちはアウェイチームなので、慎重にならなければならない」と、自身の考えを明かす。

「イラン戦の前は、守備の確認をする時間が長かった」と、スコアレスドローに終わったイラン戦を振り返るク・ジャチョル。「万全な守備を維持しながら、攻撃戦術を準備中だ。それをウズベキスタン戦で見せたい」と、自信をのぞかせた。


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