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天王山に臨んだイングランド…聖地は2万以上が空席に「まるでエティハドのよう」

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堂々のグループ首位に立つイングランドだが、スタンドを満員にすることはできなかった

 イングランド代表は、ロシアW杯欧州予選スロバキア戦で2-1で勝利を収めた。しかし、この試合が行われた聖地ウェンブリースタジアムは、2万2000席以上が空席となってしまったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

 グループFで首位を走るイングランドは4日、ホームに2位スロバキアを迎えてW杯本戦出場に向けた天王山に臨んだ。しかし『デイリー・ミラー』によると、収容人数およそ9万人のウェンブリーで行われたこの試合では、約24%にあたる2万2000席以上が空席となってしまったようだ。

 同紙は、開催日が月曜日だったことや予選を通じてイングランドが不甲斐ないパフォーマンスに終始していることなどから、空席は避けられなかったと主張。この様子を見た一部のサポーターは、「多くの空席がある。まるで(マンチェスター・シティの本拠地である)エティハドスタジアムのようだ」とSNSに投稿している。

 さらに、訪れたサポーターたちはチームの残念なパフォーマンスを見ていくうちに、応援するような雰囲気ではなくなってしまったと、同紙は続けている。

 そうした空気もあってか、イングランドは開始3分で先制点許してしまう。しかし、DFエリック・ダイアーとFWマーカス・ラッシュフォードのゴールで見事に逆転勝利。残り2試合となった欧州予選では6勝2分けと無敗を維持し、勝ち点を20に伸ばした。2位のスロバキアには5ポイント差をつけ、W杯本戦出場が間近となっている。

 なお公式発表によると、この試合の観客動員数は6万7823人だったようだ。

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