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黒星で始まり黒星で終わる…原口元気「負けを認めてW杯につなげたい」

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2試合ぶりに先発に復帰したFW原口元気

[9.5 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]

 黒星で始まり、黒星で終わった。日本代表はW杯アジア最終予選最終節でサウジアラビアに0-1で敗れ、昨年9月1日の初戦UAE戦(1-2)以来となる黒星を喫した。チームはすでに本大会出場を決めていたが、後味の悪い幕切れとなり、FW原口元気は「W杯が決まってみなさんも期待してくれていたと思う。期待に応えられなくて悔しい」と険しい表情を見せた。

 6月13日のイラク戦以来、2試合ぶりに先発に復帰し、豊富な運動量でチャンスに顔を出した。史上5人目となる国際Aマッチ4試合連続ゴールを記録するなど、最終予選を通して主力として躍動。「いいときもあったし、今日みたいに悔しいときもあった」とハリルジャパンの軌跡を振り返ると、「最後にこういう終わり方をしてすごく悔しいけど、W杯につなげるためにこういう負けをしっかりと認めて、反省して、次につなげたい」と前を向いた。

 来年6月の本大会までに残された時間は約9か月間。この敗戦も糧に変え、チームとしてどれだけ上積みできるか。すでにロシアに視線を向ける原口は「自分たちの目標は高いし、必ずそこにたどり着けるように、サポーターのみなさんと一緒にもう一度戦っていきたい」と頼もしかった。

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