“敗戦の中の光明”MF井手口「守備でも攻撃でもどこでも顔を出せる選手に」
[9.5 W杯アジア最終予選 日本0-1サウジアラビア ジッダ]
W杯アジア最終予選のラスト3試合に先発し、一気にハリルジャパンのレギュラーへとのし上がったのが日本代表MF井手口陽介(G大阪)だ。
8月31日のオーストラリア戦(2-0)に続いて4-3-3の左インサイドハーフとしてフル出場。ボール奪取からの巧みな展開、カウンター攻撃のたびに何度もペナルティーエリア付近まで駆け上がる豊富な運動量、さらには止める・蹴るという技術の高さは、明らかに輝いていた。
「環境、気候は、自分としてもチームとしてもなかなか厳しかった。(プレッシャーに)行くところと行かないところのメリハリを付けないといけないと思ったが、しんどくて、結局、行かないという選択をすることがほとんどだった」
個人としては反省ばかりが口をつき、連係面についても「何をするにしてもバラバラで、かみ合わなかった。もっと“求め、求められ”という関係を築かないといけない」と自己評価は厳しい。だが、存在感は右肩上がりに増している。
求めているのはクオリティーの高い選手になることだという井手口。今後の課題については「最後の精度を上げ、決定的な仕事ができるようにしたい。守備でも攻撃でもどこでも顔を出せる選手になっていきたい」ときっぱりと言った。
(取材・文 矢内由美子)
●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
W杯アジア最終予選のラスト3試合に先発し、一気にハリルジャパンのレギュラーへとのし上がったのが日本代表MF井手口陽介(G大阪)だ。
8月31日のオーストラリア戦(2-0)に続いて4-3-3の左インサイドハーフとしてフル出場。ボール奪取からの巧みな展開、カウンター攻撃のたびに何度もペナルティーエリア付近まで駆け上がる豊富な運動量、さらには止める・蹴るという技術の高さは、明らかに輝いていた。
「環境、気候は、自分としてもチームとしてもなかなか厳しかった。(プレッシャーに)行くところと行かないところのメリハリを付けないといけないと思ったが、しんどくて、結局、行かないという選択をすることがほとんどだった」
個人としては反省ばかりが口をつき、連係面についても「何をするにしてもバラバラで、かみ合わなかった。もっと“求め、求められ”という関係を築かないといけない」と自己評価は厳しい。だが、存在感は右肩上がりに増している。
求めているのはクオリティーの高い選手になることだという井手口。今後の課題については「最後の精度を上げ、決定的な仕事ができるようにしたい。守備でも攻撃でもどこでも顔を出せる選手になっていきたい」ときっぱりと言った。
(取材・文 矢内由美子)
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