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“勝ちパターン”からまさかの落とし穴、敗因を語る名波監督「まとわりつくピッチが…」

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磐田を率いる名波浩監督

[9.9 J1第25節 札幌2-1磐田 札幌ド]

 J1第25節が9日に行われ、6位ジュビロ磐田は敵地で14位北海道コンサドーレ札幌に1-2で逆転負けした。今季は先制した11試合で10勝1敗と強さを誇っていたが、第20節の広島戦(2-3)に続いて“勝利の法則”が崩れ、無敗記録は4試合(2勝2分)でストップ。その広島戦以来となる5戦ぶりの黒星を喫した。

 名波浩監督は試合後のインタビューで「札幌の方がシンプルに前に前に、戦術を掲げた通りにやっていたと思います」と相手の戦いを称賛。「我々はそれを受けてしまった」と敗因を述べ、続けて「あとちょっとボールがまとわりつくピッチなので、よりセーフティーに、より綺麗に持ち直そうとして時間をかけてしまって、なかなかうまく攻撃的にできなかった」と分析した。

 ピッチ状態については、後半開始前にも名波監督が「ボールが走らないピッチなので(選手たちが)怖がっている部分がある」と気にしていた点だった。「我々の方が失うものはないので積極的に」とチームを送り出した名波監督だったが、1-1で迎えた後半も流れの中で相手の勢いに押されるシーンが目立ち、後半39分には札幌FWヘイスに逆転となる決勝ゴールを献上してしまった。

 敗戦からの立て直しを目指す磐田は、17日の第26節でホームに浦和を迎える。名波監督は「我々は別に優勝を狙っているクラブではないので、1つでも多く勝てるように、1つでも多く勝ち点を積み上げられるように頑張りたいと思います」と一戦一戦に集中していくと話した。

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