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“ほこたて対決”は川崎Fの攻撃力が完勝、横浜FMは484分ぶり失点から今季初3失点

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川崎Fは前半14分にMF大島僚太のゴールで横浜FMの堅守をこじ開けた

[9.9 J1第25節 川崎F3-0横浜FM 等々力]

 3位川崎フロンターレはホームで2位横浜F・マリノスに3-0で快勝し、2試合ぶりの白星で6戦負けなし(4勝2分)とした。リーグ最少失点を誇る横浜FMの堅守を打ち破る圧巻の3ゴール。横浜FMに15試合ぶりの土をつけると、順位もひっくり返し、2位に浮上した。

 川崎Fは前節の甲府戦(2-2)と同じ先発メンバー。FW小林悠の1トップで、右にMF家長昭博、左にMF阿部浩之が入った。横浜FMは前節のFC東京戦(1-0)から先発一人を変更。FW富樫敬真に代わってFWウーゴ・ヴィエイラが2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前節終了時点で24戦45得点とリーグ3位の攻撃力を誇る川崎Fと、14試合負けなし(10勝4分)で5試合連続無失点中とリーグ最少失点(24戦17失点)を誇る横浜FM。究極の“ほこたて対決”は序盤から川崎Fが攻め込み、横浜FMが守ってカウンターを狙う展開となった。

 川崎Fは前半4分、MF中村憲剛が強烈なミドルシュートを放つが、GK飯倉大樹が前に弾きながらもキャッチ。その後も横浜FMを押し込むと、前半14分、左サイドのスローインから阿部がゴール前にクロスを入れ、DFミロシュ・デゲネクの中途半端なクリアをPA左角からMF大島僚太が右足ダイレクトで蹴り返し、ゴール右隅に突き刺した。

 横浜FMの堅守をこじ開けた大島の今季初ゴールが貴重な先制点。横浜FMはこれが6試合ぶりの失点で、7月29日に行われた清水戦の後半25分にFW鄭大世に決められて以来、実に484分ぶりの失点となった。浮き足立つ横浜FMは前半22分に自陣でのビルドアップでMF扇原貴宏がパスミス。インターセプトした家長が中村につなぎ、スルーパスに阿部が走り込む決定機を迎えたが、阿部の渾身のシュートは飯倉がビッグセーブで弾き出した。

 反撃に出たい横浜FMだが、カウンターの精度を欠き、なかなかチャンスをつくれない。それでも前半38分、DF山中亮輔のパスからMFマルティノスが左サイドのスペースに飛び出し、折り返しにウーゴ・ヴィエイラが右足のスライディングシュートで合わせたが、GKチョン・ソンリョンの正面を突き、同点ゴールとはならなかった。

 1点リードで折り返した後半も川崎Fのペースで試合は進む。後半12分には敵陣で仕掛けたMFエドゥアルド・ネットがDF松原健ともつれたこぼれ球を小林が拾い、PA手前から右足を一閃。豪快なミドルシュートはGKの頭上を越えてゴール中央の上隅に突き刺さり、2-0とリードを広げた。

 横浜FMは後半25分、MF喜田拓也に代えてMF中町公祐を投入するが、流れは変わらない。後半30分、川崎Fは中村が高い位置からプレッシャーをかけて扇原からボールを奪い、ラストパス。PA内右に走り込んだ家長が利き足とは逆の右足でニアサイドに流し込み、3-0と勝利を決定づけた。

 横浜FMは直後の後半31分から扇原に代えて富樫を投入し、攻撃の枚数を増やすが、1点が遠かった。今季ワーストの3失点で0-3の零封負け。5月7日の鳥栖戦(0-1)以来、約4か月ぶりとなる敗戦で15試合ぶりの黒星となった。

(取材・文 西山紘平)

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