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クーマン「チェルシーと合意したと聞いていた」バークリー残留は予想外だと明かす

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ロナルド・クーマン監督がMFロス・バークリーについて言及

 エバートンロナルド・クーマン監督にとって、今夏の移籍市場で注目されたイングランド代表MFロス・バークリーが残留したことは、予想外であったようだ。

 今夏のマーケットでバークリーはチェルシーへの移籍が合意に至ったと報じられた。しかし、正式決定前の土壇場になり本人がチェルシー行きを拒否したという。同選手の獲得を断念したチェルシーは、ダニー・ドリンクウォーターに照準を移して契約を結んでいる。

 教え子の残留についてクーマン監督は、バークリーの残留は「予想外だった」とし、選手がエバートンでプレーすることを選んだと話している。

「移籍期限終盤に起こったことはとても奇妙だったね。プレミアリーグの他のクラブでも、最終日にいろんな動きがあったようだがね」

「バークリーが出ていく意向だったことは知っているし、クラブスタッフからチェルシーへの移籍が合意に至ったとまで聞いていた。だが、彼はエバートンでプレーすることを選んだ」

 クーマンは8月下旬時点でバークリーの退団は確定事項と認識しており、残留は予想外だったようだ。同選手は現在負傷中で復帰は10月~11月になる見通しだが「バークリーは復帰までまだ2か月近くかかるかもしれない。だから、まずはゆっくり回復に向けて専念してほしいね」と述べ、教え子の残留に歓迎の意向を示した。

 エバートンとバークリーの契約は2018年6月までとなっており、一部報道では冬の移籍市場で改めて新天地を求める可能性があるという。退団から一転して残留を決めたバークリーだったが、エバートンとの新契約を結ばない状況が続くとなると、冬の注目銘柄として再び脚光を浴びることになりそうだ。

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