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鬼門の第4節はドロー…今季初失点のマンU、ルカクの逆転弾も連勝ストップ

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逆転ゴールを決めたロメル・ルカク

[9.9 プレミアリーグ第4節 ストーク・シティ2-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは9日、第4節を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でストーク・シティと対戦し、2-2で引き分けた。

 26日のレスター・シティ戦を2-0で快勝し、唯一開幕3連勝としたユナイテッド。その試合からメンバーを3人変更し、DFマッテオ・ダルミアンとMFアンデル・エレーラ、FWマーカス・ラッシュフォードが先発に名を連ねた。

 静かな立ち上がりとなった一戦は、前半の終盤に動いた。ストークは前半43分、左サイドから仕掛けようとしたが、MFダレン・フレッチャーが右サイドに大きく展開。これを受けたFWマメ・ビラム・ディウフがクロスを上げ、滑り込みながらFWエリック・マキシム・シュポ・モティングが右足で合わせ、ストークが均衡を破った。

 今季初失点を喫したユナイテッドだが、すぐさま同点に追いつく。前半アディショナルタイム1分、MFヘンリク・ムヒタリアンの左CKからニアのMFネマニャ・マティッチが頭でフリック。MFポール・ポグバがヘディングシュートを放つと、前にいたラッシュフォードの頭に当たって、ゴールネットを揺らし、前半を1-1で折り返した。なお、得点はラッシュフォードとなっている。

 後半開始からストークはDFジェフ・キャメロンに代えてDFブルーノ・マルティンス・インディを投入。だが、ユナイテッドは12分、絶妙な動き出しでムヒタリアンのスルーパスを呼び込んだFWロメル・ルカクがPA内から左足ダイレクトシュート。これはGKジャック・バトランドに止められたが、こぼれ球を右足で流し込み、2-1と逆転に成功した。

 ここからユナイテッドが追加点を挙げるかと思われたが、ストークも簡単に流れを引き渡さない。後半17分、左サイドからDFエリック・ピータースが高速クロスを入れ、ニアに飛び込んだFWヘセ・ロドリゲスが左足で合わせるが、GKダビド・デ・ヘアがスーパーセーブ。決定機を逃したが、これで得た右CKからMFジェルダン・シャキリがゴール前に放り込み、ファーサイドのシュポ・モティングがヘッドで合わせ、2-2。試合を振り出しに戻した。

 ユナイテッドは後半27分、ラッシュフォードとエレーラを下げ、FWアントニー・マルシャルとMFフアン・マタを投入。36分には、マルシャルが右サイドからGKとDFとの間に絶妙なクロスを入れ、ルカクが右足で合わせるがクロスバー上に外してしまう。試合はそのまま2-2でタイムアップ。2013年4月以降、勝てていない“鬼門”のスタジアムで連敗がストップした。

 また、英『BBC』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督はチェルシー時代に開幕4連勝したシーズンは、3度とも優勝を果たしており、この第4節での勝敗が注目されていた。


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