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マンU元会長、ジダン獲得に迫ったと告白…断念の理由は“キング”の存在?

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マンチェスター・ユナイテッドはジネディーヌ・ジダン獲得に迫ったことがあったという

 1980年~2002年までマンチェスター・ユナイテッドの会長職を務めたマーティン・エドワーズ氏は、過去にジネディーヌ・ジダンを獲得する可能性があったことを明かしている。

 フランスのレジェンドとして名高いジダンは現役時代、フランス代表として1998年W杯の優勝に貢献し、ユベントスレアル・マドリーではそれぞれリーグタイトルを獲得。ビッグイヤー獲得の経験もある同選手だが、ユナイテッドの一員としてオールド・トラッフォードでプレーする可能性があったようだ。

 1996年、当時ボルドーでプレーする24歳のジダンの獲得に動いていたとエドワーズ氏は明かした。しかし、当時チームを指揮していたアレックス・ファーガソン氏はフランス代表の先輩であるエリック・カントナとポジションが被り、同選手の怒りを買う可能性があったため、獲得には至らなかったようだ。

 エドワーズ氏は、イギリス『BBC』で「ジダンとエリックは同じポジションでプレーしていた。そしてアレックスは仮にジダンを獲得した場合、“キング”エリックを怒らせることになってしまうと考えていた」と若き日のジダン獲得を見送った経緯を説明した。

 続けて、両選手の居場所を作ることはできたかと問われ「今になって考えてみれば“イエスだ”。なぜならエリックは翌年に引退した。ジダンはまだ若かったし、その後全盛期を迎えることになったからね」と当時を振り返っている。

 ジダンは1996年、マンチェスターに新天地を求めることなく、セリエAのユベントスに活躍の場を移した。そしてレアル・マドリーでスパイクを脱いだフランスのレジェンドは現在、監督として古巣を率いてチャンピオンズリーグで連覇を果たすなど、指導者としても非凡な才能を発揮している。


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