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シュメルツァー「地獄のような痛み」相次ぐDF負傷でドルトムントが窮地に

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担架でピッチを後にしたマルセル・シュメルツァー

 9日、ブンデスリーガ第3節が行われ、ドルトムントフライブルクとのアウェー戦をスコアレスドローで終えた。

 この試合でドルトムントにとって最も計算外だったのは、前半でDFマルク・バルトラとDFマルセル・シュメルツァーの守備陣2人を負傷で失ったことだろう。

 バルトラはプレー中にハムストリングに違和感を抱え、10日にメディカルチェックを受ける予定になっているという。

 一方で状態が懸念されているのはキャプテンのシュメルツァーだ。シュメルツァーはMFヨリッチ・ラベから右足首にチャージを受けると、激痛に顔を歪めながらピッチに倒れ込んだ。

 主審はラベに対して一度警告処分を下したものの、ビデオアシスタントレフェリーによって裁定が見直され、危険なプレーとして一発退場処分に切り替えている。

 シュメルツァーはピッチ上で「地獄のような痛みだ」とチームドクターに話していたという。同選手は負傷による長期離脱から復帰したばかりで、右足首の同じ箇所を再び痛めた可能性が高いという。こちらもバルトラと同様に日曜にメディカルチェックを受ける予定になっているが、シュメルツァーは今後数週間離脱することが有力視されている。

 ミッドウィークにはチャンピオンズリーグのグループリーグ第1節、トッテナム戦が控えているドルトムント。バルトラとシュメルツァーの出場は厳しいと目されており、ピーター・ボス監督にとってもハードスケジュールに伴う選手のマネージメントは難しい状況となっているようだ。


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