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モウリーニョ、バレンシアへ去ったペレイラに苦言「ここで定位置争いをすべきだった」

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モウリーニョ監督がアンドレアス・ペレイラに苦言を呈している

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、バレンシアにローン移籍したMFアンドレアス・ペレイラに苦言を呈している。

 ペレイラは昨シーズン、ユナイテッドからグラナダへ期限付き移籍を果たし、リーガ35試合で5ゴールと活躍。今夏ユナイテッドに復帰した同選手だが、再度イングランドを離れ、1年間の期限付きでバレンシアに活躍の場を求めた。モウリーニョ監督は以前から21歳の同選手に“素晴らしい未来が待っている”と称賛していたが、リーガに再挑戦するペレイラの決断には同意できないようだ。

 モウリーニョ監督は「私は同意していない。ペレイラ個人の決断だ」とチームを離れたのはクラブの意向ではなく、選手自身の決断だと強調し、以下のように続けている。

「その決定は彼にとって最良のものではないと心底思っている。それに私を少しばかり失望させるものだった。なぜなら彼はここで定位置争いができるだけの能力があり、その戦いを通してユナイテッドの選手としてふさわしいだけの素質がある。毎週試合に出たい若い選手の選択として十分に考えられることだが、その決定は競争力を失わせるし、ユナイテッドの中盤でプレーすることをさらに難しくさせる」

「ポジション争いの準備をしなければならなかったが、彼が去って少しがっかりしている。しかし、それは彼自身の決断で、理解に努めようと思う。我々は彼と長期契約を結んでいるから、来年の1月1日に彼を連れ戻すことだってできる。これはドラマではないが、私を少し失望させるものだった」

 2011年にPSVからユナイテッドに加入したペレイラは、トップチームで全公式戦に13試合に出場し、1ゴールを記録している。


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