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長友佑都に朗報?SPAL戦先発落ちも新加入DFが「道のりは長い」と最低点の評価

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SPAL戦でスタメン落ちとなったDF長友佑都

 インテルに所属する日本代表DF長友佑都に代わり、初先発を果たした新加入のDFダルベルト・エンリケについて、チーム内最低点の評価をつけるイタリアメディアも現れた。

 インテルは10日、セリエA第3節において、昨シーズンのセリエB王者SPALと対戦。インテルは開幕後、フィオレンティーナ、ローマと難敵との対戦が組まれていたため、戦術の理解度を重視する指揮官ルチアーノ・スパレッティ監督はこれまで長友に先発の座を託してきた。

 だが昇格組との一戦には今夏、ニースから加入した23歳のダルベルトを初めてスタメンに起用。インテルは2-0で勝利し、勝ち点3を手にしたものの、ダルベルトの仕上がりにはしばらく時間がかかるとの見方が出てきている。

 『ユーロスポーツ』はダルベルトに対し、チーム内最低点となる「5.5」の評価を下した。「サン・シーロでのデビュー戦において、良い部分もあればそうでない部分もあった。前半終了間際、素晴らしいクリアを見せたが、前線ではやや消極的。マーキングにおいても不確かな所が見えた。つまり道のりは長いということ」と結論付け、適応にまだ時間がかかると推測している。

 なお最高点は、先制点となるPKを決めたFWマウロ・イカルディの「7」、活躍の場が訪れなかった守護神のGKサミル・ハンダノビッチは「採点なし」となった。

 また移籍市場情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』も同様に最低点の「5.5」を与え、「スタートから困難な場面が見られた。フレッシュな(マヌエル)ラザリに苦しめられ、ゲームメイクにおいては必ずしも正確とは言えない。後半は良くなった」とコメント。『カルチョメルカート・コム』もまた途中出場のMFマルセロ・ブロゾビッチと並ぶ最低点の「5.5」の評価で、「彼のポジショニングのミスから(アルベルト)パロスキにゴールを奪われそうになった。ラザリにはかなり手を焼き、最後まで奮闘していた」と、失点につながりかねないミスがあったことを指摘している。

 一方、『メディアセット』は最低点のブロゾビッチの「5.5」に次ぐものの、及第点となる「6」の評価を下している。16日に行われる次戦はアウェーでのクロトーネ戦になるが、長友とのポジション争いは注目されるところだ。

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