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ホッフェンハイムの青年監督、バイエルンへの思いを告白「あっちではもう少し幸せになれる」

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2016年、アリアンツ・アレナで指揮を執るホッフェンハイムFWユリアン・ナーゲルスマン監督

 ホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督のバイエルン行きは既定路線と言えそうだ。現在30歳の指揮官は、ドイツ『ユーロスポーツ』で「バイエルンではもうちょっとばかり幸せになれるだろう」と同クラブへの憧れを明かしている。

 2016年2月、28歳の若さでブンデスリーガ史上最年少監督としてホッフェンハイムのトップチーム監督に昇任したナーゲルスマン監督。2015-16シーズンに2部降格の危機にさらされていたチームを立て直すと、その翌シーズンはホッフェンハイムを4位と同クラブ史上初のチャンピオンズリーグ予選プレーオフ出場権獲得に導いている。

 そんなナーゲルスマン監督の手腕を、以前からバイエルンも高く評価していたようだ。ホッフェンハイムの下部組織でコーチを務めていた2015年夏には、バイエルンのウリ・ヘーネス会長から誘いを受けていた。当時についてナーゲルスマン監督はこのように振り返った。

「7分半だけの話だった。本当にものすごく短い時間。ウリ・ヘーネスが私にいくつかの質問をしたんだ。どうやら私を気に入ってくれたようで、そこからバイエルンでは私を引き入れる考えが生まれたようだね」

「ただ、私はホッフェンハイムとの契約を全うする意志でサインしていた。なので、バイエルンにはこの話は成立しないことが伝えられることになった」

 ナーゲルスマン監督は今年6月、ホッフェンハイムと2021年までの延長で新契約を結んでいる。だが、いつの日かバイエルンを率いる可能性は十分に考えられるようだ。

「バイエルンは私の夢の多少大きめな部分を占めている。私は(ミュンヘン近郊の)ランズベルク出身で、長い間ミュンヘンに住んでいたんだ。妻と子供は近々にミュンヘンに引っ越す。あっちに家を建てているのでね」

「バイエルンではもう少しばかりか幸せになれるだろう。ただ、私の人生におけるすべての幸せがバイエルンにかかっているとまでは言えないけどね」

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