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吉田先発復帰のサウサンプトン、開始6分の先制弾で監督交代のクリスタル・パレスに競り勝つ

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サウサンプトンが前半6分のゴールを守り抜いた

[9.16 プレミアリーグ第5節 クリスタル・パレス901サウサンプトン]

 プレミアリーグは16日、第5節を行った。日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、1-0で勝利した。前節ワトフォード戦はベンチ入りも出番がなかった吉田は、センターバックで先発復帰。フル出場で勝利に貢献した。

 試合は開始早々に動く。前半6分、サウサンプトンはPA右からMFドゥサン・タディッチが折り返したボールはGKウェイン・ヘネシーに弾かれたが、こぼれ球をMFスティーブン・デイビスが左足で押し込み、先制点。だが、その後はクリスタル・パレスに押し込まれる時間帯が続いた。

 わずか4試合でフランク・デ・ブール前監督を解任したクリスタル・パレスは、12日に元イングランド代表監督のロイ・ホジソン氏の新監督就任を発表。新体制初陣の前半6分で失点したが、FWクリスティアン・ベンテケを中心に反撃に出る。前半16分、PA右からMFアンドロス・タウンセンドの折り返しをベンテケが合わせるが、GKフレイザー・フォスターに止められる。さらにMFルベン・ロフタス・チークやタウンセンドが惜しい場面を作るが、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 後半も攻撃の手を緩めないクリスタル・パレスは後半4分、左サイドからDFジェフ・シュルップが中央に入れたボールをロフタス・チークが合わせるが、GKフォスターに防がれた。

 サウサンプトンもなかなか追加点につながるチャンスを作れない。すると、指揮官は1点を守り抜く作戦に変更。後半42分、トランスファーリクエストを提出し、退団濃厚となっていたが残留したDFフィルヒル・ファン・ダイクを投入し、守備を固めた。試合はそのまま1-0で終了。サウサンプトンが3試合ぶり、今季2勝目を飾った。


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