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古巣戦で気合十分、先制点演出の山中に齋藤学も「今日の山中はすごかった」

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古巣戦で先制点をお膳立てしたDF山中亮輔

[9.16 J1第26節 横浜FM1-1柏 日産ス]

 初の古巣戦に気合は十分だった。今季、柏から完全移籍で横浜F・マリノスに加入したDF山中亮輔。4月22日にアウェーで行われた柏戦は出場機会がなかったが、この日は左サイドバックでフル出場し、古巣と初めて対戦した。

「今日は気持ちを入れてやった。球際で負けない、ガツガツ行くところは見せられたと思う」。後半33分にはFWハモン・ロペスに対するスライディングタックルでイエローカードを受けたが、90分を通じて見せた闘志溢れるプレーにMF齋藤学も「今日の山中はすごかった。レイソルから来て、レイソルに勝ちたかったと思う。その姿勢を感じた分、僕もレイソルに勝ちたかったし、その姿勢がチームに与える影響は大きかった」と称えた。

 前半9分には先制点もお膳立てした。最終ラインのDFパク・ジョンスからパスを受け、左サイドの高い位置からゴール前にクロス。相手ディフェンスに当たったこぼれ球を齋藤が拾い、今季初ゴールとなる先制点を奪った。

「(パク・)ジョンスはビルドアップがうまいし、安心して高い位置を取れる。(クロスは)狙ったところじゃなかったけど、相手に当たって(齋藤)学くんのところにこぼれた」。今季序盤は出番に恵まれなかったが、12試合連続で先発出場を続ける左サイドバックは「あそこまで上がったからこそのゴール。次につなげていきたい」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)

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