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小林祐希フル出場のヘーレンフェーン、PSV圧倒した前節の勢いそのままに逆転勝利

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ヘーレンフェーンは3連勝

[9.16 エールディビジ第5節 エクセルシオール1-2ヘーレンフェーン]

 エールディビジ第5節が16日に行われ、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンは敵地でエクセルシオールと対戦し、2-1で逆転勝利を飾った。開幕5試合連続スタメンの小林はフル出場し、チームの3連勝に貢献している。

 前節は名門PSVを圧倒し、2-0で完封勝ちしたヘーレンフェーン。2連勝中の7位で13位エクセルシオールの本拠地に乗り込んだ一戦だったが、序盤にいきなりつまづく。前半18分、相手のロングボールをクリアし切れず、MFアリ・メサウドの落としからMFライアン・コールワイクに左足のミドルシュートを決められた。

 それでもFWマルティン・ウーデゴーアを中心に反撃を試みると、後半5分に追いつく。左サイドからFWアーバー・ゼネリがドリブルで持ち込み、中央でエーデゴーアとパス交換。途中で相手DFに阻まれるも、こぼれ球をMFモアテン・トアスビーが拾ってつなぎ、ボールを受けたゼネリがPA内左から左足を振り抜く。強烈なシュートが右ポストを叩いてネットを揺らし、早い時間帯に1-1とした。

 ヘーレンフェーンは逆転を狙い、さらに攻勢を強める。後半16分には左サイドからカットインしたゼネリが右足で弾丸シュートを放つが、右ポストを直撃。ゴールの匂いが漂う中、途中出場のMFマルコ・ロハスが同25分に右サイドで起点となり、エーデゴーア、FWレザ・グーチャンネジャドを経由してPA内右で再び受ける。相手GKが迫っていたが、ロハスは角度のない位置から右足で流し込み、自身の移籍後初ゴールが貴重な逆転弾となった。

 ヘーレンフェーンは終盤に何度か迎えたピンチをしのぎ、2-1のまま逃げ切りに成功。小林は攻撃で目立つ場面は少なかったものの、味方が攻め上がったスペースのカバーや後方からのパス供給など、献身的にチームを支えて勝利につなげた。

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