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セスク、チェルシー移籍の背景を明かす…恩師ベンゲル監督は「父親のよう」

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セスク・ファブレガスアーセン・ベンゲルは「父親のよう」

 チェルシーMFセスク・ファブレガスは、17日の古巣アーセナル戦を前にコメント。移籍の背景を明かしつつ、アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は「父親のようだ」と話している。

 アーセナル下部組織出身のセスクは、弱冠17歳でトップチームデビュー。ベンゲル監督の下、2011年にバルセロナへ移籍するまで8年間プレーし、主将にも任命された。

 ファンからも愛される存在であったが、2014年に同じロンドンのチェルシーに加入。ライバルチームへの加入だったため、アーセナルサポーターはこの移籍に激怒。今では「エミレーツ・スタジアム」で激しいブーイングの対象となっている。

 古巣のサポーターから攻撃の対象となっている30歳のスペイン代表MFだが、『スカイ・スポーツ』に対し、アーセナルは「昔の彼女のよう」とコメント。そして、チェルシー移籍の背景を語った。

「今でも、アーセナルには親近感を感じている。クラブに対するぼくの想いは繰り返す必要もない。毎回対戦するときわかっているからね。誰も信じていないし、そうは感じていないかもしれないけど、それは違うんだ。自分の感情は分かっているし、家族もそうだ。僕にとって大事なことだね」

「バルセロナから移籍するとき、アーセナルは最初に交渉できるオプションを持っていた。彼らには移籍条項を行使するかどうか、1週間時間があったんだ。その時チェルシーやほかのクラブが接触してきていた。そして(当時の)ジョゼ・モウリーニョ監督と話して、チェルシーは素晴らしい場所だと感じた。アーセナルは、選手が十分いるとしてオプションを行使しなかった。だから、チェルシーへの移籍を決めたんだ」

 また、アーセナル時代の恩師であるベンゲル監督への感謝を強調し、父親みたいだと述べている。

「アーセンを愛している。もちろん、指導者としてもね。僕はいつも彼は父親のようだと言ってきた。そして、これからもずっとそうだね」

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