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時速35キロで駆け抜けゴールを決めたベイル「批判を受けないように働くだけ」

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ロングフィードに抜け出してゴールを決めたR・マドリーMFガレス・ベイル(写真下)

 17日のリーガ・エスパニョーラ第4節、レアル・マドリーは敵地アノエタでのソシエダ(愛称:ラ・レアル)戦を3-1で制した。この試合でチーム3点目を決めたのは、批判にさらされ続けてきたMFガレス・ベイルだった。

 昨季の4カ月の戦線離脱以降、ピッチ上で存在感を失っていたベイルだが、このラ・レアル戦では久しぶりに輝いた。ウェールズ代表MFは61分、MFイスコの正確なロングフィードから、その快速を生かして右サイドを突破。PA内右に侵入すると、飛び出したGKルジを目前に左足でループシュートを放ち、ボールを枠内に収めている。

 イスコからフィードを受けた際、マークについていたラ・レアルDFケビン・ロドリゲスを引き離したベイルだが、この試合をスペインで放送した『Beinスポーツ』によればそのスプリントの最高速度は時速35キロだった。ベイルが世界最速のフットボール選手という称号を受けた際の最高速度は36.69キロだが、それに近いスピードで駆け抜けていたことになる。

 試合後に『Beinスポーツ』のインタビューに応じたベイル。いつも通り英語で会話をする同選手は、重要なのは自身のゴールではなく勝利であることを強調。そしてレアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで耳にする自分へのブーイングについては、プレーで払拭する意思を示している。

「最も重要なのは勝ち点3だ。僕たちはそれを必要としていた。大切なのは勝利、勝ち点3だ」

「ブーイング?フットボールではそういうことが起こるし、コントロールなどできない。そうしたことが起こらないように、仕事に取り組むしかない」

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