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モリエンテス、ムバッペ獲得を見送ったレアルに「正しい決断」...移籍実現のために求めるのは?

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パリSGに移籍したFWキリアン・ムバッペ

 現役時代にレアル・マドリーやモナコで活躍したフェルナンド・モリエンテス氏は、FWキリアン・ムバッペの獲得を見送った古巣の判断に理解を示している。

 レアル・マドリーは、ムバッペに興味を示し、獲得を熱望しているとされていたが、同選手は今夏、パリSGに移籍することを選択した。同選手のスペイン移籍が実現しなかったことに多くのレアルサポーターは落胆しているようだが、モリエンテス氏は昨シーズン2冠を達成した古巣に18歳のフランス代表ストライカーは必要ないと感じているようだ。

 アブダビのイベントに出席したモリエンテス氏は「昨シーズン、レアルは素晴らしい1年を送った。彼らに多くの選手を獲得する必要はない。通常、補強は失敗に終わったシーズンの後に行われるものだ。大きな変化を求めなかったレアルの決断は正しいと思う」と古巣の補強について語った。

 続けて「ムバッペはファンタスティックな選手で、さらに上のレベルに到達できるチャンスがある。そうできた場合のみ、彼はレアル・マドリーのようなチームでプレーできるチャンスを得られるだろう。マドリーでプレーするためには、最高の状態でなければならない」とフランス代表FWがレアル・マドリーでプレーするためにはまだまだ成長が必要だと考えているようだ。

 また、同氏は「PSGはチャンピオンズリーグの優勝候補の1つ」とパリSGにもビッグイヤーを掲げるチャンスがあると認めるも、「しかし、レアル・マドリーのレベルに到達するためには良い選手を集めるだけではなく、チームとして機能しなくてはならない」とコメントを残した。

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