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[東海]静産大、打ち合い制し首位守る!東園大は武田&山田のハットで7発大勝:第13節

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静岡産業大が打ち合いを制し、首位キープに成功

 第56回東海学生サッカーリーグ1部の第13節が16、17、18日に各地で行われた。台風の影響により17日開催予定の2試合は18日に実施された。首位・静岡産業大は名古屋商科大と点の取り合いの末、4-3で勝利。総理大臣杯8強入りの東海学園大は、FW武田拓真(4年=中央学院高・岡山内定)のハットトリックなど大量7得点で勝利している。

 静産大は前半11分、名商大FW重本大弥(3年=生光学園高)の2試合連続ゴールで先制を許すが、同20分にMF佐藤友哉(2年=暁星国際高)が同点弾を決める。直後に再び失点するも、同30分にFW藤田脩人(4年=湖東高)の2試合連続弾で追いつき、前半を2-2で折り返した。

 後半10分にFW遠山拓民(3年=甲府U-18)、同27分に小寺将意(3年=静岡学園高)が得点を決めて静産大が逆転に成功。同32分に1点返されるが、逃げ切った静産大が4-3で勝利を収めた。遠山は2試合連続得点で今季通算8点目。得点ランク2位タイにつけている。

 4得点以上での勝利が今季リーグ戦で6回もある東園大は、今節でも得点力を発揮。来季ファジアーノ岡山への入団が内定している武田が前半17分に右足シュートで口火を切ると、そこからゴールラッシュが始まった。

 武田とFW山田哲也(東海学園大4年=日本航空高)がそれぞれハットトリックを記録し、後半44分にはFW上田泰雅(4年=春日井東高)がダメ押しの7点目。名院大の攻撃を前半のシュート2本のみと完璧に抑えつつ、7-0で快勝した。今季10点目を記録した武田は再び得点ランク単独トップに躍り出ている。

 常葉大学浜松キャンパスは中部大と対戦。前半25分、MF土井智之(2年=神戸弘陵高)が直接FKを決めて先制に成功するが、同44分に失点し1-1で前半を折り返す。後半は膠着状態で進むと、後半39分、同アディショナルタイム2分とMF五島瑠維(4年=報徳学園高)が怒涛の2得点。常葉大浜松が3-1で粘りの勝利を収めた。

 中京大は岐阜経済大に4-1で快勝。前半9分にMF藤島樹騎也(3年=星稜高)、同27分にMF大谷晃平(3年=桐光学園高)が2点先取する。同30分に岐経大に1点を返されるが、後半40分に右CKからDF速水聖矢(4年=中京大中京高)がワンタッチで合わせ、同45分にも右CKからDF村瀬大地(3年=岐阜工高)がヘディングシュートを決め、大量4得点で勝利した。

 四日市大に先制を許した愛知学院大は前半37分、FW水野龍一(3年=愛知産業大三河高)がFW野寺衛(4年=名古屋経済大高蔵高)のパスにワンタッチで合わせて同点とする。後半20分にはMF渡邊和馬(4年=愛知高)がDF梅田亮祐(1年=北陸高)の左サイドからのパスに合わせ、逆転に成功。愛院大が2-1で勝利した。

 名古屋経済大と静岡大の対戦はスコアレスドロー。両者ともにシュート数は8本と互角の戦いになったが、得点には至らず。勝ち点1を分け合った。

 勝ち点28で並ぶ東園大、常葉大浜松キャンパス、中京大は、引き続き勝ち点2差の首位・静産大を追いかける。中下位にも波乱はなく、今節は全順位に変動はなかった。

結果は以下のとおり

静岡産業大 4-3 名古屋商科大
[静]佐藤友哉(20分)、藤田脩人(30分)、遠山拓民(55分)、小寺将意(72分)
[名]重本大弥(11分)、服部雄斗(22分)、金澤廉(77分)

東海学園大 7-0 名古屋学院大
[東]武田拓真3(17分、29分、79分)、山田哲也3(22分、24分、60分)、上田泰雅(89分)

中京大 4-1 岐阜経済大
[中]藤島樹騎也(9分)、大谷晃平(27分)、速水聖矢(85分)、村瀬大地(90分)
[岐]谷口海斗(30分)

愛知学院大 2-1 四日市大
[愛]水野龍一(37分)、渡邊和馬(65分)
[四]成田光希(8分)

常葉大学浜松キャンパス 3-1 中部大
[常]土井智之(25分)、五島瑠維2(84分、90分+2)
[中]大橋幹也(44分)

名古屋経済大 0-0 静岡大

●第56回東海学生1部L特集

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