beacon

トッティ、監督ライセンス取得に向け初めての講習に参加…最終試験は12月

このエントリーをはてなブックマークに追加

指導者への道を歩み始めているフランチェスコ・トッティ

 ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏は指導者としてのキャリアをスタートさせるため、UEFA公認Bライセンス取得に向けて初めての講習を受けた。

 トッティは昨シーズン限りで現役を引退。ローマの幹部として新たな仕事を開始した。しかし、開幕戦をスーツでスタンドから見ることは「とてもきつかった」と話しており、指導者としてピッチに戻ることも選択肢として残すことを決めた。

 イタリア監督協会もフェイスブックページで、トッティがコースを受講することを明かしていた。

 18日、トッティはローマのトリゴリアで行われた第1回目の講習に参加。他の講習者に紛れ、教室の最後列に陣取った。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、トッティは注意深く講習に耳を傾け、熱心にノートをとっていたという。

 Bライセンスの取得はクラブチームの監督就任を目指す者にとって最初のステップとなる。講習は7週間にわたり、最終試験は12月中旬に行わる予定。見事合格すれば、下部組織のプリマヴェーラ以外のカテゴリーおよびセリエD(イタリア4部)を含むレーガ・ナツィオナーレ・ディレッタンティ所属のアマチュアクラブを指導することが可能になる。

 ローマ幹部の仕事を続けながら、監督デビューへ向けて準備を進めるトッティの将来は注目されるところだ。

●セリエA2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP