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スペイン紙がバルサ戦前に乾貴士を特集「タイトルマッチの予期せぬ招待客」

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前回対戦でバルセロナを相手に2ゴールを決めたエイバルMF乾貴士

 スペイン『マルカ』が、19日の紙面で同日に行われるバルセロナエイバルの試合を前に日本代表MF乾貴士を特集している。

 エイバルは19日、リーガエスパニョーラ第5節で敵地カンプ・ノウを訪れてバルセロナと対戦する。乾は昨季の最終節、カンプ・ノウでバルセロナ相手に2ゴールを決めており、自ずと周囲の注目度が高まっているようだ。

 スペイン『マルカ』は「イヌイが過ごした素晴らしい夜」と題打ち、次のように記載している。

「エイバルは4カ月ぶりにカンプ・ノウに乗り込む。タイトルが懸かった昨シーズンの最終節以来だ。あの時、サプライズはなかった。レアル・マドリーはマラガに勝ち、バルサはエイバルを相手に勝利を収めた」

「だがバルサは勝利の代償があれほど高く付くとは思わなかっただろう。マドリーがマラガからリードを奪った一方で、タカシ・イヌイがカンプ・ノウをひっくり返すことになろうとは」

「日本産のウィングは、ビッグマッチを経るたびに成長してきた。バルセロナ戦は、その一例だ。カンプ・ノウで、彼はエイバル移籍後最高の試合を演じた。タイトルマッチにおいて、彼は予期せぬ招待客の一人となったのだ」

「この日本人は、試合開始直後に警報器を鳴らして見せた。非利き足である、左足で放たれたシュートはバーに当たってゴールに吸い込まれた。前半6分、まだ時間は十分に残されていたとは言え、である」

「だがバルサは決定機を逸し続ける。そして、イヌイが登場する。彼はまたしても、セーブ不可能なミサイルを放ったのだ。0-2になり、ファンはマドリー戦の結果への興味を失った。カンプ・ノウを去る観客も出始めた。バルサは最終的に逆転で勝利した。だがイヌイのエキシビジョンが忘れ去られることはないだろう。彼は今夜、再びテア・シュテーゲンと対峙する」

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