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お金、信頼…クロース移籍の真相を親友が激白「彼に必要だったのは…」

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トニ・クロースの移籍の理由

 ドイツ代表MFトニ・クロースバイエルンを去ることになったきっかけについて、元レバークーゼンのMFシュテファン・ライナルツが『Bleacher Report』で語っている。

 クロースは2014年、下部組織から育ったバイエルンを離れ、レアル・マドリーへ入団した。そこにはお金の問題が絡んでいたという。「クロースの友人で、すべてを知っている」と話すライナルツが明かす。

「バイエルンはトニに新契約のオファーを送った。トニはマリオ(ゲッツェ)がバイエルンでいくらもらっているかを知っていた。トニとマリオは、歳はそれほど変わらないが、バイエルンはトニには1000万ユーロ(約13億円)以上払えないという結論を下したんだ」

 当時、ゲッツェはバイエルンで未来の中心選手として期待を集め、1200万ユーロ(約16億円)の年俸を受け取っていたともされる。一方で、クロースはそれほどの評価を得られず、ゲッツェほどの年俸をオファーされなかったようだ。

 また、ライナルツは退団に至った原因はお金の問題だけではなかったとも主張している。

「バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは言ったらしいんだ。『ワールドクラスではない選手に1000万ユーロ以上は払わない』ってね。トニが必要としていたのは信頼だ。彼は自分がワールドクラスの選手であると考えていたから、そこが大きなポイントとなったみたいだね」

 当時の指揮官、ジョゼップ・グアルディオラがクロース慰留に全力を注いでいたことも明かし、「バイエルンが契約を延長しないことにクレイジーだと思っていたようだ。ルンメニゲのスタンスのせいで(残留させるのは)不可能になったね」と語っている。

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