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かつてネイマールを“モンスター”と批判のシモンエス氏、PK論争に持論

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PKを巡っての諍いを起こしたネイマールとカバーニ

 ブラジル時代のネイマールを“モンスター”と形容したレネ・シモンエス氏は、エディンソン・カバーニと口論を起こした同選手を擁護している。

 17日に行われたパリSGとリヨンの一戦で、ネイマールはカバーニとPKのキッカーを巡り口論に。ウルグアイ代表がキッカーを務めたものの、PKは失敗に終わっていた。さらに、試合後のドレッシングルールでも険悪な雰囲気は続き、両者は引き離されていたと報じられている。

 ネイマールは2010年にサントスでプレーしていた時も、PKのキッカーを務められなかったことに激怒し、ボトルを放り投げたり、監督と口論していた。その後も個人プレーに奔り、チームメイトへのパスを拒み、その振る舞いに対して対戦相手アトレチコ・ゴイアニエンセのシモンエス監督は「ブラジルフットボール界にモンスターを生み出そうとしている」と非難していた。

 シモンエス氏は、『Goal』の独占インタビューで「世界のベスト選手はクリスティアーノ・ロナウドリオネル・メッシのようにコーナーキック、ペナルティキック、フリーキック、全てを任されている。パリSGで世界一の選手になれると約束されたのなら、彼に全てを託す必要があると思う」と7年前と同様にPKのキッカーを巡って問題を起こしたネイマールを擁護した。

 また、同氏は「監督は決断しなければならない。仮にカバーニをキッカーに指名すれば、起きたことに対してネイマールに責任があり、反対にネイマールに任せれば、カバーニに責任がある。しかし、試合前に何も決めてなければ、監督は起きたことに対する責任がある。サントス時代の監督はネイマールにPKを任せなかっただけだ」とパリSGのウナイ・エメリ監督は試合前にキッカーを決めなければならないと語っている。
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