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“FK世界9位”の俊輔、伝家の宝刀で第5子誕生に自ら祝砲!!磐田が大宮下して3戦ぶり白星

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磐田の選手たちがMF中村俊輔の第5子誕生を祝う

[9.23 J1第27節 磐田2-1大宮 ヤマハ]

 6位ジュビロ磐田がホームで17位大宮アルディージャに2-1で勝利した。3試合ぶりの白星となったが、順位は6位のまま。次節は30日に行われ、敵地でFC東京と対戦する。

 両チームとも20日に開催された天皇杯4回戦では、ターンオーバーを採用してベスト8進出。磐田は前節・浦和戦(1-1)から先発2人を変更し、DF櫻内渚が2試合ぶり、DF藤田義明が24試合ぶりのスタメン起用となった。一方、大宮は前節・G大阪戦(2-2)から先発3人をチェンジ。DF河本裕之が3試合ぶり、DF大屋翼が23試合ぶり、MF岩上祐三が4試合ぶりにスタートからピッチに立った。

 先手を取ったのはホームの磐田。前半20分に敵陣の左寄りでFKを獲得し、キッカーのMF中村俊輔が左足で低空のシュートを放つと、PA内中央に走り込んだDF高橋祥平がジャンプして避ける。その奥にいた大宮MF大山啓輔をかすめ、ゴール右隅に決まった。

 世界的サッカーゲーム『FIFA 18』の発売に先駆け、『EAスポーツ』の公式サイトで発表されたFKランキングで9位に入っていた中村。世界も認める伝家の宝刀で今季4得点目をマークし、ゴール後にはチームメイトと一緒に今月10日の第5子誕生を祝うゆりかごパフォーマンスを披露した。

 攻撃のリズムをつかんだ磐田は前半28分に追加点を奪取。右サイドの高橋が前線のFW川又堅碁に当て、川又のポストプレーからMFムサエフが裏へ抜け出す。ループ気味に狙った右足のシュートはGK加藤順大に触られるも、こぼれ球を自ら無人のゴールに右足で流し込み、リードを2点に広げた。

 残留のために勝利が欲しい大宮はハーフタイム明けから大山に代え、FWマルセロ・トスカーノをピッチへ。すると開始直後の後半3分、左サイドのMFマテウスがFW大前元紀とのパス交換から、高橋に当たってこぼれたボールを拾い、PA内左に進入する。マイナス方向に持ち出しながら放った右足のシュートがゴール右に突き刺さり、1点差に詰め寄った。

 マテウスは2試合連続ゴールで今季4得点目。チームの反撃ムードを高めるも、後半20分に今季4度目となる警告を受け、30日にホームで行われる次節の清水戦は出場停止となってしまう。大宮は同25分、天皇杯4回戦で2ゴールを挙げたFW清水慎太郎を投入。しかし、スコアはそのまま動くことなく、5試合勝ちなし(2分3敗)となった。

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